ブラム・アンド・ポーは、ティモシー・ブラムとジェフリー・ポーによって1994年、9月に設立されました。あらゆるジャンルの国際的な現代美術を紹介することを志向したその創業の地は、カリフォルニア州サンタモニカにあります。日本の美術界で働いたブラムのユニークな経験とポーのロサンゼルス拠点の新進作家についての深い知識は、美術史に影響を与えることになる作家たちによる展覧会企画を次々と打ち出していくことになりました。26年の歴史を通して当ギャラリーは、新進の作家たちをすでに評価を得た作家たちと比較することでその系譜を紐解き、作家エステートとの積極的な協働によって美術史の中で重要な作品に新しい言説をもたらすことによって、作家たちをそのキャリアを通してサポートし、現代美術の新しい流れを生み出してきました。

2003年9月には、より広いスペースを求めカルヴァー・シティに拠点を移し、2009年には現在のラ・シエネガ通りのスペースを購入・改築することとなります。以来、現在も拠点としている約1950平方メートルの空間では、日本「もの派」(2012年)、韓国のモノクローム抽象画の動向「単色画」(2014年)、戦後ヨーロッパの「CoBrA」(2015年)、1980年-90年代における日本美術(2019年)、ブラジルのモダニズム(2019年)といった美術史における重要な動向についての再考、検証や、1959年にMoMAで開催されたグループ展「New Images of Man」の再解釈(2020年)といった数々のテーマの元、ジョアン・キー、吉竹美香、ソフィア・ゴッティ、アリソン・G・ジンジャラスといった素晴らしいキュレーター陣と共に美術館規模の展覧会を作り上げてきました。

2014年には、展覧会、レクチャー、パフォーマンスやイベント、上映会、拠点となるロサンゼルスでのブックフェアの開催をはじめ様々な企画に取り組んでいくと同時に、地元の作家たちとのより親密な協働を目指してニューヨークと東京にスペースをオープンしました。2015年には、当ギャラリーは、アメリカで初めての「Arts:Earth Partnership(AEP)」ギャラリーとして選出されました。さらに当ギャラリーの出版部門では、学術的エッセイ、オーディオシリーズ、雑誌、作品集といった、オリジナルで多岐にわたる媒体を通して、その企画を紹介してきました。2020年には、オンライン上「Broadcast」と呼ばれるプラットホームを立ち上げ、実際のスペースだけに留まらない所属作家たちによる企画を紹介しています。
施設

Shop

Parking

Cafe

Library

Disabled access

ホームページhttps://blum-gallery.com/
コレクションアルマ・アレン、セオドラ・アレン、カレル・アペル、マーチ・エイヴリー、ダレン・ベイダー、アルヴァロ・バーリントン、リンダ・ベングリス、JBブランク、モハメッド・ブルイサ、ピア・カミル、ロバート・コールスコット、ソーントン・ダイアル、キャロル・ダナム、サム・デュラント、榎倉康二、アーニャ・ガラッチオ、アーロン・ガーバー=マイコフスカ、五木田智央、ソニア・ゴメス、フランソワーズ・グロッセン、マーク・グロッチャン、ハ・ジョンヒョン(河鍾賢)、浜名一憲、ジュリアン・フーバー、ロニー・ホーリー、石川順惠、マット・ジョンソン、小清水漸、フリードリッヒ・クナス、黒田雪子、日下翅央、クォン・ヨンウ(權寧禹)、ミミ・ローター、李禹煥、トニー・ルイス、リンダー、フロリアン・マイヤー・エイケン、ヴィクター・マン、エディ・マルティネズ、ポール・モーゲンセン、デイヴ・ムラー、中村一美、奈良美智、アスカ・アナスタシア・オガワ、岡﨑乾二郎、ソランジュ・ペソア、ハーヴェイ・クエイトマン、ローレン・ クイン、ウマー・ ラシッド、マット・ソーンダース、ヒュー・スコット・ダグラス、関根伸夫、ペニー・スリンガー、菅木志雄、アレキサンダー・トヴボルグ、柳幸典、ユン・ヒョングン(尹亨根)、朱金石
開館時間
12:0018:00
月曜、日曜、祝日休館
入場料無料
住所

住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森 5F

電話03-3475-1631 

ファックス03-3475-1632

JR山手線原宿駅竹下口より徒歩1分、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅2番出口より徒歩2分