「奥村直樹ノ友達展」（DESK / okumura）

「奥村直樹ノ友達展」

終了しました

アーティスト

奥村直樹他

本展は、奥村直樹が運営するアーティストランスペースであり、奥村直樹が生活する自宅でもあるDESK/okumuraが、建物の老朽化に伴い、本展を最後に移転することに伴い開催する企画です。気鋭の若手アーティストが総勢100人以上参加いたします。開催にあたり、奥村直樹は「奥村直樹ノ友達展」の開催趣旨を次のように語っています。「「友達展」ってだいたい内輪ノリでつまんなくて嫌いだけどDESK/okumuraやってたらかっこいい友達がいっぱいできちゃったから、満を持して「友達展」やります。奥村直樹を友達だと思う人はみんな何かしらの好きな方法で展示に参加してもらいます。」
近年、現代アートシーンでは、「地域アート」と呼ばれる芸術祭が全国各地で開催されており、美術館の外へと飛び出すことで、従来の作品と鑑賞者という「関係性」だけでなく、地域との連帯を含めた「大きい関係性」で美術を捉える動きがひとつの主流として定着してます。その一方、アーティストランスペースやオルタナティブスペースと呼ばれる若手アーティストが自主運営する展示スペースの増加が近年の目立った動向として存在し、2016年に入ってからインターネット上では「友達」というキーワードに端を発して、より身近な関わりに着目した「小さい関係性」で美術を捉えようとする議論が活発に行われており、本展は現代アートシーンの最新トレンドを扱った展示だといえるでしょう。