岩名泰岳 きせき, 2025 油彩・キャンバス 116.7 x 80.3 cm

岩名泰岳 「けものたちのくに」

タグチファインアート
4月26日終了

アーティスト

岩名泰岳
タグチファインアートでは上記の期間約5週間にわたり岩名泰岳の作品展示をおこないます。

岩名泰岳(いわなやすたけ)は1987年三重県生まれ。2010年に成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業。卒業後すぐにアートアワードトーキョーで準グランプリを受賞。2016年には第1回三重テレビ大賞、2020年には三重県文化賞文化新人賞を受賞しています。卒業後2012年までドイツに滞在し、研究生としてデュッセルドルフ美術アカデミーで学びました。現在は故郷である三重県伊賀市島ヶ原を拠点に活動。大阪や東京のギャラリーで個展を重ね、「三重の新世代」展(2015年 三重県立美術館)や「青森EARTH 2019: いのち耕す場所」展(2019年 青森県立美術館)、「ステイミュージアム」展(2020年 三重県立美術館、作品も収蔵)など、美術館での展覧会にも出品しています。岩名は2013年に結成された島ヶ原村民芸術「蜜ノ木」の初代代表を務め、都会の発想から生まれたアートを地方に移植するいわゆる「アートによる地域興し」的なものとは一線を画し、衰退していく集落に残って地元の歴史や風土、文化に深く根ざしながら、それぞれの分野で現実と戦っていく若者たちの創造的な行為自体をアートとして発信してきました。

こうした「蜜ノ木」の活動は近年、アートコレクティブやローカリズムの事例として特に注目されていますが、そのなかで生み出される岩名の作品は、故郷の自然や村の信仰をモチーフとし、多くの場合具象的な題材から出発してはいるものの、その抽象度は高くとても洗練されたものとなっています。タグチファインアートで5回目の個展となる本展は、2年前の個展の以降に描き溜めた作品のなかから、石仏をモチーフとした作品と、戦争報道で目にする機会が増えた硝煙やキノコ雲と身近なキノコやカビといった菌類とを重ね合わせた作品を中心に展示いたします。

スケジュール

開催中

2025年3月22日(土)〜2025年4月26日(土)あと10日

開館情報

時間
13:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2025年3月22日(土) 17:00 から 19:00 まで

入場料無料
会場タグチファインアート
http://www.taguchifineart.com/
住所〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル B1F
アクセスJR総武線・横須賀線新日本橋駅5番出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A4出口より徒歩4分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-5652-3660
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