80年代にニューウェーブの一翼を担い、1989年には全米を巡回した日本現代美術を紹介する企画展「Against Nature:Japanese Art in the Eighties」 にも参加し注目を集めた前本彰子。ラメやビーズ、貝殻などをちりばめた極彩色のドレスやレリーフ作品のインスタレーションは代表的なシリーズです。 今回は、現在のウクライナや中東、アジアに至るまで世界中の争いから、大切なものを守りたいという祈りをこめた、新作「龍姫の水ノ玉」と、1998年に制作された、およそ20年前に制作された、降りかかる災いを押しとどめる掌を現出させたレリーフ大作「私の子どもは私が守る」を展示いたします。
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