終了した展覧会・イベントです
[画像: Shingo Francis, Spectral Visions I, 2023, acrylic on paper mounted on panel, 155 x 60 cm]

「On the Nature of Daylight」

MISA SHIN GALLERY
終了しました

アーティスト

フランシス真悟、崔在銀、志水児王、伊庭靖子
MISA SHIN GALLERYは、1月20日(土)から3月9日(土)まで、フランシス真悟、崔在銀、志水児王、伊庭靖子によるグループ展「On the Nature of Daylight」を開催いたします。

フランシス真悟のDaily Drawingは、コロナ禍で都市間の移動が困難になった時期にロサンゼルスのスタジオで毎日欠かさずメディテーションのように描くことを自分に課し、世界的なこの状況に対する身体的な応答として始まりました。本展では瑞々しい透明感を湛えた大型のドローイング作品を展示いたします。

崔在銀の「No Borders Exist in Nature」は、時間と露光によって淵が焼けた古い図鑑の1ページに、黒鉛で描いた詩のドローイングです。時の堆積が刻み込まれている紙に、崔の活動の根底にある自然についての思索と共生、そして人間中心主義を反省する言葉が、細密に綴られています。

音、光、振動といった物理世界を構成する微細な要素の特性を拡大し、それらが引き起こす物理現象を視覚的に再現するアーティスト、志水児王の「19:31.0 + 27°Cygnus 25th Nov 2007」は白鳥座が位置する方角の空を、昼間に撮影した作品です。何も写っていないように見える静謐なモノクロ写真は、目に見えるものだけが存在しているわけではないと語りかけます。

伊庭靖子の植物を描いた作品には、通常の視覚とは異なる感覚、「質感」の風景が展開されています。鑑賞者は作品を通し、視覚以外の感覚や自身の記憶が呼び起こされ、観る行為は視覚だけにとどまらない体験となります。

展覧会のタイトルにある「Daylight」とは、日光や昼間という意味以外に、今まで不明だったことに対する理解や知識、また夜明け、日の目とも解釈されます。ポストパンデミックにおいて、私たちの暮らしや社会のあり方が大きく変化していくなか、アーティストがそれぞれの眼差しで未来を示唆する作品は、自然や人間の存在についての思考を促すきっかけとなることでしょう。

スケジュール

2024年1月20日(土)〜2024年3月9日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.misashin.com/exhibitions/on-the-nature-of-daylight/
会場MISA SHIN GALLERY
https://www.misashin.com/
住所〒106-0047 東京都港区南麻布3-9-11 パインコーストハイツ 1F
アクセス東京メトロ南北線・都営三田線白金高輪駅4番出口より徒歩11分、東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅1番出口より徒歩11分、東京メトロ日比谷線広尾駅1番出口より徒歩11分
電話番号03-6450-2334
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません

この展覧会に興味がある方におすすめ

周辺展覧会