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「『ふしみ殿御あつらへ』小袖裂と復元小袖-墨書と裂から分かる桃山時代の小袖制作-」

丸紅ギャラリー
終了しました
本展では、丸紅コレクションとして所蔵する希少な桃山時代の辻が花の小袖裂(着物の断片)と、それをもとに復元した小袖を展示します。この小袖は、1996年7月から1999年12月まで3年余りの歳月をかけ、丸紅設立 50 周年記念事業として、養蚕から糸づくり、手織り、湯のし、下絵、糸入れ、絞り、染め、仕立てまでの工程を、可能な限り桃山期の技術に基づいて復元したものです。

また、小袖裂には、「ふしみ殿御あつらへ」との墨書が記されており、秀吉の側室であった淀が着用した小袖の一部と考えられてきました。本展では、当時の呉服制作の観点から墨書が記された目的と理由を明らかにし、必ずしも注文主が淀とは限らないことを示すとともに、同じ桃山時代の貴重な染織品である辻が花裂を紹介します。

2023年12月1日から28日まで開催する「源氏物語 よみがえった女房装束の美」と同様、一流の見識者と職人の総力により実現したプロジェクトであり、学問上の新発見や技法の検証を広く公開することを通じて、後世へ継承していくことを目指しています。

スケジュール

2024年1月23日(火)〜2024年2月22日(木)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
日曜日、祝日
入場料一般・大学生 500円、高校生以下 無料
会場丸紅ギャラリー
https://www.marubeni.com/gallery/
住所〒100-0004 東京都千代田区大手町1-4-2 丸紅ビル3F
アクセス東京メトロ東西線竹橋駅3a出口より徒歩1分、東京メトロ千代田線大手町駅C2b出口より徒歩6分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・三田線神保町駅A9出口より徒歩7分
電話番号03-3282-2111
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