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*2024年下半期に見たい展覧会まとめ(最新版)も公開中!
コントロールの効かない存在としての自然をありのままにとらえ、それらとの関係構築を試みてきたアートユニットの山下麻衣+小林直人。本展では映像インスタレーションを中心とした過去の実践を網羅的に紹介。屋外広場では、災害やパンデミックによって可視化された人間と自然の不安定な関係や、現在の深刻な世界情勢における他者との関係性を再考するような参加型の新作も発表される。TABではアーティストへのインタビューを公開中。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:水戸芸術館 現代美術センター
会期:7月27日~10月6日
本展はパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3館のコレクションから、共通点を持つ作品をトリオとして並べて展示する企画。絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、モダンアートの新たな見方を提示する。なお、本展は9月から大阪中之島美術館にも巡回予定。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:東京国立近代美術館
会期:5月21日~ 8月25日
「高橋龍太郎コレクション」は90年代半ばより収集が始められた、質・量ともに日本最大級の現代アートコレクションのひとつだ。本展では、会田誠、草間彌生、鈴木ヒラク、千葉正也 、奈良美智、村上隆といった日本を代表するアーティストによる、戦後日本の自画像と言えるような作品や、東日本大震災以降に生まれた新たな高橋龍太郎コレクションの流れが紹介される。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:東京都現代術館
会期:8月3日~11月10日
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三宅一生が水の香りを表現したフレグランス「ロードゥ イッセイ プールオム」の発表から30年となる本年。そのメモリアルイヤーを記念して作られた新作フレグランスのデザインを担当したデザイナー/アーティストの吉岡徳仁が、香りのインスタレーションを発表する。自然や光をテーマとして革新的な作品を発表してきた吉岡による、感覚を呼びさますダイナミックなインスタレーションと、新作フレグランスの彫刻的なボトルデザインを紹介する展示がみどころだ。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:8月28日〜9月8日
日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3000人を擁するアジア最大級のデザイン団体。1981年より、年間のJAGDA会員の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介している。本展では、年鑑2024年版の掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインにいたるまで、日本のグラフィックデザインの現在を概観できるような機会となった。
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
会期:7月1日〜8月25日