MES 「祈り／戯れ／被虐的な、行為」

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アーティスト

MES

MESは、新井健（あらい・たける）と、谷川果菜絵（たにかわ・かなえ）の二人が現代美術とクラブシーンの両軸でインディペンデントに活動するアーティストデュオです。

本展は、光／熱とワックスを用いて、MES自身が「ライブ彫刻 [live-engraving]」として発明し定義するインスタレーションとパフォーマンスによって構成されます。MESの継続的な問題意識と実践は、タイトルの「祈り／戯れ／被虐的な、行為[ P-L/R-A/E-Y]」にあるように、つねにささやかな行為[action]の連続体として空間に発現しては消失してゆき、時間の経過とともに変化して鑑賞者ごとに異なる体験を提示します。

また本展は、本年2月にメキシコシティでの「QiPO 2024」と「URBAN GAZE」展で発表した《WAX P-L/R-A/E-Y》を東京で再構成する試みでもあり、ある種の呪術的な哀悼として手向けられる行為が、親密さと抗い、あるいは従属についての思考の時間となることを試みます。
自らの身体性を起点として、社会と言語の構造から「かたち」を浮かび上がらせる作家の現在地をぜひご高覧ください。

スケジュール

2024年7月12日(金)〜2024年8月4日(日)