「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」

京都dddギャラリー
1月13日終了
20世紀初め、ペーター・ベーレンスをはじめとするドイツのデザイナーたちは、後にコーポレート・デザインとして知られることになる例を世界で初めてつくり、それにつづくバウハウスも、システマティックなデザイン手法をカリキュラムに含めました。そして、第二次世界大戦の終戦から数年後、西ドイツは、それまで切り開いてきたデザインの原則を再びたどり、デザイン教育機関として強い影響力を持っていたウルム造形大学や、多くの若いグラフィックデザイナーたちが、1960年代初めにシステマティックなデザインの新たな解釈を生み出しました。それらは、ルフトハンザ航空や1972年のミュンヘンオリンピック、その他多数の企業や組織、イベントのためのビジュアル・アイデンティティに結実しました。民主主義に復帰し、経済的に発展した西ドイツは、日常を視覚的にかたちづくるデザイン手法の体系的な発展によって、ドイツのイメージを一変させたのです。

本展では、コーポレート・デザインの代表的なポスターやビジュアル・アイデンティティの使用例、企業などの独自のコンセプトが示された貴重なデザイン・マニュアルなどを紹介します。コンセプト・スケッチや印刷サンプルといった貴重な一次資料を通して、手作業で仕上げられたデザインの質の高さをご覧いただけるものと思います。

スケジュール

開催中

2024年10月24日(木)〜2025年1月13日(月)あと22日

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は18:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
12月29日〜1月3日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000834
会場京都dddギャラリー
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/
住所〒600-8411 京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON KARASUMA 3F
アクセス地下鉄烏丸線四条駅2番出口より直結、阪急線烏丸駅23番出口より直結
電話番号075-871-1480
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