「発酵文化芸術祭 金沢 ―みえないものを感じる旅へ」

金沢21世紀美術館
12月8日終了

アーティスト

三原聡一郎、関口涼子、VIDEOTAPEMUSIC、遠藤薫、secca、Ferment Media Research(ドミニク・チェン、ソン・ヨンア、城一裕、三谷悠人)
金沢21世紀美術館は、「まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館」をその特徴のひとつとして挙げています。開館以来、市民や産業界など様々な組織と連携を図り、地域に根ざした新しい美術館活動を展開してきました。
開館20周年記念となる本年度は、発酵の専門家や地域の醸造家、観光・まちづくりに関わる企業から構成される「発酵ツーリズム金沢実行委員会」と協働して、アートと発酵文化、そしてまち歩きが結びついた新たな「文化芸術祭」を開催します。

醤油や日本酒など日本を代表する発酵食の文化。なかでも金沢や石川県内にはカブにブリを挟み、糀で漬け込んだ「かぶらずし」やフグの卵巣を糠に漬け込み解毒する「ふぐのこ」など、海の文化が育んだ独自の発酵文化が根付き、数百年の歴史を宿す醸造蔵が数多くある地域です。
発酵を司る微生物という存在、美味しい発酵食品を生み出す水や風に恵まれ、そして戦争や災害を生き延びた数百年間の人々の暮らしの記憶。食と歴史、気候風土が一体になった金沢で、醸造家とアーティストが手を組んで、普段は目にみえない「発酵」をテーマに作品をつくりあげます。

美術館と実行委員会の両者が主催となり、美術館はプロジェクト工房を、一方、実行委員会は地域の醸造蔵(インスタレーション会場)を会場に活動を展開します。
まず、美術館のプロジェクト工房では、石川の発酵文化を紹介するパネルや映像などを展示。街歩きの情報を手に入れるインフォメーションセンターの機能も兼ね、発酵に関連する商品の物販も行います。
また、地域の醸造蔵では、醸造家とアーティストが手を組んで発酵をテーマに制作した作品を展示。観客は美術館をチェックイン場所として、各エリアの醸造蔵に設置されたインスタレーション作品を巡ります。

会場: 金沢21世紀美術館、プロジェクト工房、【インスタレーション会場】 大野地区、石引地区、野町・弥生地区、東山地区、白山市鶴来地区

スケジュール

開催中

2024年9月21日(土)〜2024年12月8日(日)あと23日

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
※一部会場は休館日が異なります
入場料一般 2000円、大学生 1500円、高校生・中学生・小学生 800円、未就学児 無料
展覧会URLhttps://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2078
会場金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/
住所〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
アクセスJR金沢駅東口よりバス「広坂・21世紀美術館」下車、JR金沢駅東口よりバス「香林坊(アトリオ前)」下車徒歩5分
電話番号076-220-2800
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