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[画像: 大久保紗也「subjugation」 2021年 アクリル、油彩、キャンバス 80.3 × 65.2㎝]

大久保紗也 「We are defenseless. / We are aggressive. (無防備なわたしたち/攻撃的なわたしたち)」

MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(三越コンテンポラリーギャラリー)
終了しました

アーティスト

大久保紗也
大久保紗也氏は1992年福岡県生まれで、2017年京都造形芸術大学大学院芸術専攻ペインティング領域を修了し、現在は京都を拠点に活動しております。輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴うフェノメラルな像のうねりという、2つの分離した要素を共存させた絵画を制作しています。モチーフとなる人体の様々なパーツや、人間が日常で使うあらゆるポーズは、大久保氏が日々描いているドローイングがもととなっています。大久保氏にとって絵画は、物体としても平面としても生み出せる曖昧な表現であり絵画表現を追求する動機となっており、自身の制作に関して「平面空間におけるモノや人の存在、実存について探る行為」と語っています。

三越コンテンポラリーギャラリーでは、本展で大久保氏が初めて発表する新シリーズ、近年取り組んでいる波板のトタンを支持体に使用した作品の新作、以前より長く制作を続けているキャンバスパネルシリーズの新作など、約20余点をご紹介いたします。

世界がパンデミックという脅威に晒され、見えない何かに怯え、怒り、そして身体的にも精神的にもソーシャルディスタンスが強制的に求められている今。当たり前にできていたコミュニケーションが突如として取れなくなり、ニューノーマルな様式を迫られる日常の中でのホスピタリティの精神と、人間が本能的に持ち合わせている加虐性との間にある行為のグラデーションを探ります。ものごとの事象の不確かさから生まれる歪みや揺らぎを、大久保氏の絵画表現を通して今一度思いめぐらせられるような空間となれば幸いです。

スケジュール

2022年1月19日(水)〜2022年1月31日(月)

開館情報

時間
10:0019:00
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0258.html
会場MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(三越コンテンポラリーギャラリー)
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/contemporary.html
住所〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A3・A5出口より徒歩1分、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線日本橋駅B11出口より徒歩5分、JR総武線新日本橋駅出口3より徒歩6分
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