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*6月スタートのおすすめ展覧会はこちらをチェック
本展はパリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3館のコレクションから、共通点を持つ作品をトリオとして並べ、展示する企画。絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品から34のトリオを組み、モダンアートの新たな見方を提示する。なお、本展は9月から大阪中之島美術館にも巡回予定。展示の様子はこちらのフォトレポートから。
会場:東京国立近代美術館
会期:5月21日~ 8月25日
1969年から、物体を組み合わせ、その特性や関係性に注目した作品を制作していた吉田克朗。本展は「もの派」の先駆けと称される吉田の全貌に迫る、初めての回顧展となった。詳細はこちらのニュースから。展覧会の予習として「もの派」についての解説記事などもチェックしてみてほしい。
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:4月20日~6月30日
ミューぽんで100円OFF!(3名まで割引)
シンガポールを拠点に、東南アジアの思想や歴史にもとづいた映像やパフォーマンスを発表してきたホー・ツーニェン。近年は豊田市美術館で開催された「百鬼夜行」展など国内での発表の機会も増加している。本展では、初期作品から最新作《時間(タイム)のT》まで、複数の映像作品とVR作品(要予約、30分入替制)が公開。現在TABではアーティストへのインタビュー記事も公開中。
会場:東京都現代美術館
会期:4月6日〜7月7日
ミューぽんで10%OFF!(2名まで割引)
本展は重力や風力といった力の流れや素材と真摯に向き合い、その時代や社会とともに建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当てた展覧会だ。現在開催中の後期展では日本の伝統的な建築素材であり、近年はサステナブルな建材として再注目されている木材にフォーカスし、木造建築の未来、ひいては構造デザインの広がりを考察するような展覧会となった。
会場:WHAT MUSEUM
会期:4月26日〜8月25日
事前予約制 詳細は公式ウェブサイトをチェック
音楽や建築、人類学、占星術など複数の領域を横断するコンセプチュアル・アーティストのダン・グラハム。同ギャラリーでは2度目となる個展が開催中だ。パブリックとプライベートの境界、「内」と「外」の概念、そして「家族空間の伝統的な配置」について思索を促すような建築/彫刻プロジェクトが複数展示されている。
会場:タカ・イシイギャラリー
会期:5月28日〜6月22日