東京大学ゲーム研究室(University of Tokyo Game Lab: UTGL)は、『日中韓のゲーム文化論──なぜ、いま〈東アジア・ゲーム批評〉なのか』(新曜社、2024年)の刊行を機として、日本と中国と韓国という東アジアの三つの国の研究者・批評家が、互いのゲーム文化とその批評・研究の動向を理解するためのラウンドテーブルを開催する。これをもって、今日の東アジアが抱える文化的・社会的・経済的・政治的課題解決に「遊びとゲームの力」で挑むためのネットワーク構築の第一歩とする予定である。 「現代中国の想像力」をキーワードに文学やマンガ、ゲームを横断して思考を展開する批評家・文学研究者の楊駿驍、現代美術とインディゲームカルチャーの媒介者として活躍する評論家/編集者の中川大地、中国のゲーム研究の第一人者にして、中国と日本のゲーム研究者の橋渡し役をも務める鄧剣、その三名を東京大学ゲーム研究室(UTGL)の吉田寛(美学芸術学・ゲーム研究)が迎える対話の場であり、オーディエンスからの積極的な問題提起や介入も歓迎したい。 会場: 法文1号館1階115号室
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