週末に訪れたい展覧会を、TAB編集部がピックアップ。気になる展覧会はウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。
*2月スタートの展覧会はこちらをチェック
昨年、東京都美術館で開催された「マティス展」に続き、今週から国立新美術館でもマティス展が開幕した。注目は、晩年にフランス・ニースで制作された切り紙絵の作品群。マティス美術館の全面強力のもと、絵画、彫刻、素描、版画、テキスタイルなど約150点が公開される。フォトレポートはこちら。充実の展示グッズもこちらの記事からチェックしておきたい。
会場:国立新美術館
会期:2月14日〜5月27日
東京国立近代美術館では、戦後の日本写真に多大な影響をもたらした中平卓馬の大規模個展が開催中だ。本展では初期から晩年まで、約400点の作品・資料を公開。「アレ・ブレ・ボケ」とも称されるスタイルの写真を掲載した雑誌『PROVOKE』(1968)や評論集『なぜ、植物図鑑か』(1973)などはもちろん、1977年の昏倒・記憶喪失やそこからの再起など、これまであまり注目されてこなかった仕事にも焦点が当てられる。詳細はニュースをチェック。
会場:東京国立近代美術館
会期:2月6日〜4月7日
東京・町田にあるスヌーピーミュージアムは、シュルツ美術館(アメリカ・カリフォルニア)の世界で唯一の公式サテライト施設。2月1日にリニューアルオープンを迎えた。常設展には「スヌーピー・ワンダールーム」と「スヌーピー・ルーム」が新たに加わった。その常設展やリニューアル記念展の様子はフォトレポートをチェック。
会場:スヌーピーミュージアム
会期:2月1日〜9月1日
ワタリウム美術館では、「自身の存在を隠し、周囲に溶け込む」カモフラージュをテーマに据えた展覧会が開催されている。ゲストアーティストにさわひらき、野口里佳、杉戸洋を迎え、「日常」「自然」「記憶」「空間」という4つのカモフラージュの章立てのもと、約80点が公開される。
会場:ワタリウム美術館
会期:2月4日〜5月6日
ミューぽんで300円OFF!(1名まで割引)
Akio Nagasawa Gallery Ginzaでは森山大道の個展が開催中。本展では「Moriyama – Tomatsu: Tokyo」(2021、ヨーロッパ写真館、パリ)と「TOKYO REVISITED. Daido Moriyama with Shomei Tomatsu」(2022、イタリア国立21世紀美術館、ローマ)の出展作品のなかから、これまであまり日本で紹介されてこなかった作品が公開される。関連書籍の販売も。
会場:Akio Nagasawa Gallery Ginza
会期:1月11日〜3月30日
*月曜、日曜、祝日は休廊