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「手紙魔 寺山修司 - 魂のキャッチボール - 」

三沢市寺山修司記念館
終了しました

アーティスト

寺山修司
中学・高校時代、実母と遠く離れて暮らした寺山にとって、母は手紙のなかの人でした。十代半ばから青年期にかけて続いた恩師との文通、全国の高校生俳人たちとの交流、売れっ子女優だった九條映子へのラブレター、晩年に発行していた「ニュースレター」など、膨大な数の手紙を書いています。極めつけは海外から自分自身に出した葉書。寺山は筋金入りの手紙魔でした。
他にも、『盲人書簡』と題した演劇や郵便を使った『書簡演劇』という演目、絵葉書に擬態させた写真作品群など、しばしば手紙をテーマに創作しました。谷川俊太郎さんと映像で交わした往復書簡、『ビデオ・レター』という最晩年の作品もあります。

近年、当館に寄せられる寄贈資料の大半は、寺山が送った手紙です。生前の寺山が書き送り、あちこちに散らばっている手紙が、没後40年を経た今、“配達”されてくるのです。海外から東京の自分宛てに手紙を書き、「アリバイづくり」を行っていた寺山。彼はまだこの世界のどこかにいて、気まぐれに手紙を送ってくる、そんな錯覚を覚えます。

「みんなが行ってしまったら わたしは一人で手紙を書こう」
言葉のキャッチボール、対話を大事にした寺山の創作の真髄がここにあります。

スケジュール

2023年4月18日(火)〜2023年10月29日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
5月1日、7月17日、8月7日・14日・21日、9月18日、10月9日は開館
7月18日、9月19日、10月10日は休館
入場料一般 550円、大学生・高校生 110円、中学生・小学生 60円、土曜日は中学生以下 無料
会場三沢市寺山修司記念館
https://www.terayamaworld.com/museum.html
住所〒033-0022 青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955
アクセス青い森鉄道三沢駅よりタクシー20分、青い森鉄道三沢駅東口よりMISAWAぐるっとバス(無料・土日祝のみ運行)「寺山修司記念館」下車
電話番号0176-59-3434
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