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[画像: ⼭⽥周平「EYE.A」 2023 バルーンにインク/ Ink on balloon φ200cm φ78.7 in.]

⼭⽥周平 「⽬⽟焼き」

SOKYO ATSUMI
終了しました

アーティスト

⼭⽥周平
SOKYO ATSUMI(東京)では⼭⽥周平「⽬⽟焼き」を開催いたします。
⼭⽥は1974年⽣まれ。現在は京都を拠点としながら精⼒的に活動をしています。2003年写真新世紀優秀賞、群⾺⻘年ビエンナーレ⼊選、10年ゲイサイ(GEISAI)⾦賞受賞。

東京のみならずロンドンやニューヨークなどで個展を開催、2013年開催のアーモリーショーでは、唯⼀の⽇本⼈として当時のアンディウォーホール美術館(ピッツバーグ)館⻑のエリック・シャイナーにより選出され、様々なメディアでも話題となりました。

ニヒリズムへの関⼼を背景に⼭⽥は、現代社会に対する考察を通じて作品を制作してきました。
⼭⽥は、写真、ビデオ、インスタレーション、平⾯と多岐にわたるメディアを取り扱っていますが、いずれの作品にも共通しているのは対象を俯瞰するような鋭い視点です。作品はアイロニカルであったり、時にはナンセンスな表情を⾒せながら、その独特の距離感で捉えられた事象は、鑑賞者の理解に微妙な「ずれ」を引き起こし、問いや疑いを抱かせます。

今回の展覧会の中⼼となるのが、アルフレッド・ヒッチコックの映画作品「⽩い恐怖」からインスパイアされた、2mにも及ぶ⽬⽟が描かれたバルーン作品《EYE》です。「⽩い恐怖」は1945年にヒッチコック監督によって制作されたサイコスリラー映画です。この映画の舞台美術の制作には、シュールレアリズムの奇才サルバドール・ダリが協⼒していたことが広く知られています。⼭⽥はシュールレアリズムのアーティストが好んだ⽬⽟をモチーフとして⽤いながら、今の社会を描写します。

⽬⽟はAIにより画像⽣成したものをベースに描かれており、扇⾵機からの⾵によってバルーンが揺れ動く様⼦がイメージ(情報)に消費される・翻弄される現代社会に⽣きる⼈々と重なります。
平⾯作品の《卵》もまた、ダリやルネ・マグリットがしばしば取り上げた卵がモチーフになっています。創造の象徴ともいえる卵の中に建物が燃える様⼦が描かれています。卵の持つ意味とは反対ともいえる破壊のイメージをコラージュすることで、鑑賞者の想像⼒を挑発する作品です。

スケジュール

2023年9月19日(火)〜2023年11月23日(木)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日・土曜日は19:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場SOKYO ATSUMI
https://sokyogallery.com/
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEXⅡ304
アクセスりんかい線天王洲アイル駅B出口より徒歩7分, 東京モノレール天王洲アイル駅南口より徒歩8分、京急本線新馬場駅北口より徒歩9分、JR品川駅港南口より都営バス「天王洲橋」下車徒歩3分
電話番号080-7591-5212
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