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[画像: 相笠昌義《ゴリラ》1976 油彩,キャンバス 32.0 x 23.5cm]

「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト(後期)」

東京オペラシティ アートギャラリー
終了しました

アーティスト

相笠昌義、難波田龍起、松谷武判、小泉淳作、難波田史男
当館収蔵の寺田コレクションは、東京オペラシティビルの共同事業者の一員であった寺田小太郎氏(1927-2018)の蒐集、寄贈によるものである。東京オペラシティ街区の地権者の一人であった寺田氏は1991年、新国立劇場建設をはじめとする官民一体の再開発事業に参画し、当館の創設に賛同し、終生にわたり収蔵すべき作品の蒐集と寄贈を続けたのである。
寺田氏の蒐集活動は、戦後日本における抽象芸術の孤高な探求者である画家・難波田龍起との出会いをきっかけに大きく本格化したが、やがて「東洋的抽象」「ブラック&ホワイト」「幻想絵画」など、寺田氏独自のテーマのもと進められていった。その根底には、「日本的なるもの」とは何か、またそれ以前の「人間とは何か」という問いが横たわっており、若き日に敗戦を迎え、その後の価値観の転換やさまざまな世相、社会の変転のなかで、たえず時流と距離を置きつづけた寺田氏自身の生き方、そして旺盛な好奇心と躍動する批判精神が、色濃く反映している。コレクションの数は、難波田龍起・史男父子の作品約600点をはじめ、戦後日本を中心とする絵画、水彩、素描、版画、彫刻、陶芸、写真など約4,000点に及んでおり、寺田氏の個の視点によるユニークさを特徴としながら、日本の戦後美術の広い範囲をカバーする包括性を備えている。
当館の収蔵品展では、開館以来、そのつどテーマを設定して寺田コレクションを紹介してきたが、今展では、コレクション全体の見どころ、ハイライトを総合的に紹介する。

スケジュール

2023年7月6日(木)〜2023年9月24日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し翌火曜日休館
年末年始休館
備考
8月6日は休館
入場料一般 1400円、大学生・高校生 800円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=290
会場東京オペラシティ アートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
住所〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス京王新線初台駅東口より徒歩3分、小田急小田原線参宮橋駅より徒歩11分、都営大江戸線西新宿五丁目駅A2出口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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