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カトリーヌ・ヴァル 「STORY ROOM body,freedom and space」

ウラダナ
終了しました

アーティスト

カトリーヌ・ヴァル
コレクティブchannel は、ドイツを中心にヨーロッパで活動する現代美術アーティスト、カトリーヌ・ヴァルとコラボレーションし、個々人の物語が社会の物語へと繋がるアートプロジェクト「STORY ROOM」を実施いたします。
企画内容ごとに異なるメンバーと協働してプロジェクトを運営する形態をとるchannel は、カトリーヌ・ヴァルの作品表現を貫く「今日の社会で一人の女性として生きることは何を意味するのか」という問いかけに共鳴する、中国、韓国、マレーシア国籍の現役大学生のメンバーと共に、作家を含めた6人のメンバーからなる多国籍チームとしてグローバルな視座から今回のプロジェクトを展開します。
本プロジェクトは、ヨーロッパをメインに活動してきたヴァルを、初めて日本に紹介するものとなっています。これまで女性が抱える困難や経験、ディアスポラ問題など多岐に渡る社会問題にフォーカスし、社会の中で見過ごされてきた人々の声や姿にスポットを当ててきたヴァルは、人々との対話を軸に作品を制作し、提示し続けてきました。
今回は、多国籍メンバーによる「STORY ROOM」をコンセプトとしたワークショップ及び日本で初めてヴァルとその作品を紹介する機会として、ヴァル自身によるセルフポートレートシリーズの紹介と、ヴァルとの参加者の対話を軸としたインタラクティブな展覧会を、2 月と3 月に分けてそれぞれ異なる作品とワークショップを開催いたします。

東京の原型が残っている京島エリアの古民家「ウラダナ」にて、ヴァルによる作品シリーズ『Light Matters』を紹介する。『Light Matters』とは、ヴァルが様々な社会階層に属する香港の女性たちとの対話を通して撮影された写真と映像による作品である。2019 年にヴァルが香港にてフォトグラフィーレジデンスをした際に出会った女性たちが、雨傘運動が勃発し不安定な社会情勢の元ディアスポラしたことから、彼女たちの人生における「闇(現実)」と、「光(希望)」について知っていき、それを表現してきた。また、制作過程中にウクライナ侵攻が勃発し、戦争による暴力から逃れようとする女性の体験や声に香港の女性たちとの共鳴を見出し、ヴァルは『Light Matters』を現代ヨーロッパの文脈に位置付けていく。今回の展示では『Light Matters』の写真及び映像作品を展示するだけでなく、ワークショップを開催し、参加者に世界各地にあるディアスポラの現状を紹介すると共に、センシティブかつ個人的な話題についても安心して語れるような、社会における多様な会話と意見、すなわち「social stories=history」が行き交う「STORY ROOM」を提案する。
*ウラダナ近辺のカフェoff COFFEE. にて恵比寿にて展示した「Female Wisdom」の作品を期間限定公開

スケジュール

2024年3月7日(木)〜2024年3月11日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
入場料無料
展覧会URLhttps://www.instagram.com/channel.3627/
会場ウラダナ
https://www.facebook.com/uradanakyoujima/
住所〒131-0046 東京都墨田区京島3-57-7
アクセス東部亀戸線小村井駅より徒歩10分、京成押上線京成曳舟駅A2出口より徒歩10分
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