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カトリーヌ・ヴァル 「STORY ROOM body,freedom and space」

アートルーム企画室
終了しました

アーティスト

カトリーヌ・ヴァル
コレクティブchannel は、ドイツを中心にヨーロッパで活動する現代美術アーティスト、カトリーヌ・ヴァルとコラボレーションし、個々人の物語が社会の物語へと繋がるアートプロジェクト「STORY ROOM」を実施いたします。
企画内容ごとに異なるメンバーと協働してプロジェクトを運営する形態をとるchannel は、カトリーヌ・ヴァルの作品表現を貫く「今日の社会で一人の女性として生きることは何を意味するのか」という問いかけに共鳴する、中国、韓国、マレーシア国籍の現役大学生のメンバーと共に、作家を含めた6人のメンバーからなる多国籍チームとしてグローバルな視座から今回のプロジェクトを展開します。
本プロジェクトは、ヨーロッパをメインに活動してきたヴァルを、初めて日本に紹介するものとなっています。これまで女性が抱える困難や経験、ディアスポラ問題など多岐に渡る社会問題にフォーカスし、社会の中で見過ごされてきた人々の声や姿にスポットを当ててきたヴァルは、人々との対話を軸に作品を制作し、提示し続けてきました。
今回は、多国籍メンバーによる「STORY ROOM」をコンセプトとしたワークショップ及び日本で初めてヴァルとその作品を紹介する機会として、ヴァル自身によるセルフポートレートシリーズの紹介と、ヴァルとの参加者の対話を軸としたインタラクティブな展覧会を、2月と3月に分けてそれぞれ異なる作品とワークショップを開催いたします。

カトリーヌ・ヴァル初となる日本での展覧会であるpart1 では、ハンナ・アーレントやスーザン・ソンタグといった、古今東西の著名な女性思想家、改革者、哲学者に作家自身が扮したポートレイトシリーズ「Philosopher,the Female Wisdom」を展開する。女性哲学者たちがいかにして自らの現実を形成し、その意味を定義してきたかを示す本作では、過去の哲学者と現在の哲学者の視覚的共通点を探ることで、時代を超えたビジョンを明らかにし、現代における彼女たちの再登場を想像させるものとなる。作家であるヴァルと、女性の哲学者たちそれぞれの物語が交錯するとき、様々な時代の社会を生きる女性たちの「個人的な物語/ personal stories」が浮き彫りになる。展覧会会期中には、多国籍メンバーによる、それぞれの背景を元にした、衣食住にまつわる多様なワークショップも展開される。

[関連イベント]
Part2 「Light Matters」
日時:2024 年3 月7 日(木)~3 月11 日(月)11:00-19:00
場所:ウラダナ 東京都墨田区京島3-57-7

スケジュール

2024年2月15日(木)〜2024年2月19日(月)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://www.instagram.com/channel.3627/
会場アートルーム企画室
https://kikaku-shitsu.jp
住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-13-6 ARK1001
アクセス東京メトロ日比谷線広尾駅2番出口より徒歩7分、JR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩10分
電話番号090-2218-1907
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