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[画像: ©Ryo Okamoto photo by Yuya Shimahara]

Ryo Okamoto「ANCIENT HEROES」

FARO神楽坂
終了しました

アーティスト

Ryo Okamoto
この度FARO Kagurazakaでは、6月5日(土)よりCALMA by Ryo Okamoto「ANCIENT HEROES」を開催します。

岡本はロンドンにて美術を学んだ後に、日本、アメリカ、オランダにて作品を発表。2018年に未来の部族の生活様式および表現行為をコンセプトとした を立ち上げ、バイク、立体、平面、インスタレーションなど多様な手法を用いて作品を制作するアーティストです。

<CALMA>について岡本が「博物館で鑑賞する部族とは、遠い異国の密林の民であったり、あるいは数千年前の人類の記録をいいます。しかし、今を生きる我々もまた未来の鑑賞対象であるはずです。今、この時代をどう生きたか? 何を作り、何に重きを置き、何に問題定義して生きたのか? さまざまな事に思いをはせて作品を作っています。衣/食/住/移動/信仰対象/音楽や、時には医療に及ぶかもしれません。」と語るように、<CALMA>には博物学のアプローチが作品のコンセプトに用いられています。

移動手段の道具としてのバイク、物資の保管庫としてのアルミニウムスーツケース、狩猟のための道具としての銛、衣服としてのレーシングスーツ、信仰対象として厨子にはいった鉱物など、架空の未来部族の営みと芸術的・装飾的な行為の記録を様々なメディアと手法を用いて作り上げています。

今春開催された<CALMA>の全体コンセプトを提示したB gallery(東京、新宿)での展示に続き、今回の展示では、<CALMA>における“信仰”を主なテーマとして展示をします。
「人は何かを信じて生きずにはいられない。科学や理論が優先され、神が会社やお金に替わった現代で、世界から神の居場所はなくなりつつあります。」と岡本がコメントしているように、近代化が進み、利便性や効率性が上がる一方で、非理論的な存在である神への信仰心は以前に比べて希薄になりつつあります。
神の存在が私達の目の前から消えるとき、私達は何を信じていくのか。誰もが持つ本能的な能力である“信じる力”とは何なのか。未来の部族の信仰心が、現代を生きる私達にとっての信仰心を照らし出します。

スケジュール

2021年6月5日(土)〜2021年7月10日(土)

開館情報

時間
13:0019:00
備考
日曜日・月曜日は休廊
入場料無料
展覧会URLhttp://faroaoyama.com/gallery/2951
会場FARO神楽坂
http://faroaoyama.com/
住所〒162-0828 東京都新宿区袋町5−1
アクセス都営大江戸線牛込神楽坂駅A3出口より徒歩1分、東京メトロ東西線神楽坂駅1番出口より徒歩5分、東京メトロ東西線・南北線・有楽町線・都営大江戸線飯田橋駅B3出口より徒歩7分、JR中央・総武線飯田橋駅西口より徒歩10分
電話番号090-6427-3827
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