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白髪一雄 展

東京オペラシティ アートギャラリー
終了しました

アーティスト

白髪一雄
※本展示は臨時休館の影響で会期を縮小して掲載しております。
元会期: 2020年1月11日(土)〜3月22日(日)

*東京オペラシティ アートギャラリーでは、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止の観点から、2020年2月29日[土]から3月16日[月]までの予定で臨時休館としておりましたが、3月10日付で示された政府方針や国内外の情勢をふまえ、3月22日[日]まで開催予定であった展覧会を終了させていただくことにしました。

白髪一雄(1924-2008)は、戦後日本の前衛芸術を牽引した具体美術協会の中心メンバーとして知られ、近年改めて国際的に熱い注目を集めています。兵庫県尼崎市に生まれた白髪は、具体美術協会に参加する前年の1954年より、床に広げた支持体に足で直接描く「フット・ペインティング」の制作を始め、その実践と探求により、未知の領域を切り拓いてゆきます。従来は制作の手段にすぎなかった身体運動(アクション/パフォーマンス)をまさに画面の主役に据えるそのラディカルな方法は、既存の芸術的、社会的な常識を一気に飛び越え、人間がものを作る行為の原初にたち返る画期的なアイデアでした。具体美術協会解散後も先鋭な制作原理を貫いた白髪の作品は、空間や時間、物質や運動のなかで人間存在のすべてを燃焼させる圧倒的な力をはらんでおり、同時に、絵具の滴り、滲み、粘性や流動性、堅牢さ、といった油彩画ならではの魅力を豊かに備えています。
白髪の探求は、人間の資質と感覚をいかに高めるかという問題や、宗教的な精神性の問題など、独自の人間学的アプローチを含んでおり、様々な視点からの検証を待っています。
白髪の没後10年以上を経て開催する本展は、東京で初の本格的な個展として、初期から晩年までの絵画約60点をはじめ、実験的な立体作品や伝説的パフォーマンスの映像、ドローイングや資料も加え、総数約100点で作家の活動の全容に迫ります。

スケジュール

2020年1月11日(土)〜2020年2月28日(金)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し翌火曜日休館
年末年始休館
備考
金曜日・土曜日は20:00まで開館。2月9日(日)は全館休館日
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生以下・障害者手帳定時および付添1名 無料
展覧会URLhttps://www.operacity.jp/ag/exh229/
会場東京オペラシティ アートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
住所〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス京王新線初台駅東口より徒歩3分、小田急小田原線参宮橋駅より徒歩11分、都営大江戸線西新宿五丁目駅A2出口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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