公開日:2025年3月26日

【DIC川村記念美術館】休館後も庭園を無料で開放。5月から一部を縮小して

東京への移転が発表された同館。現在の千葉県・佐倉市で長年愛されてきた庭園を引き続き公開へ

DIC川村記念美術館 撮影:編集部

長らく愛されてきた庭園が無料開放へ

3月31日をもって現在の千葉県・佐倉市での運営を終了するDIC川村記念美術館

2月26日、同館は5月1日より庭園の一部を縮小して開放すると発表した。

入園料は無料、開園日および開園時間は調整中で、4月中旬以降に発表予定だという。4月1日から30日は庭園整備のため休園となる。また、グラウンドおよびテニスコートも引き続き貸出を行う。

開放範囲は美術館周辺および自然散策路を除き、芝生の広場までとなり、庭園奥のアジサイやシダレザクラ、スイレン池周辺は立ち入りできない。

美術館の運営終了に伴い、無料送迎バス、東京駅からの高速バスは運行を終了する。

なお、同館は東京・六本木の国際文化会館に移転することが決まっている。

DIC川村記念美術館の庭園 志賀玲太さんの連載「立方体での千一夜」より 初出:https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/reita-shiga-kawamura-memorial-dic-museum-of-art-202310

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