「資生堂アートハウス2024展覧会　前期展」（資生堂アートハウス）

「資生堂アートハウス2024展覧会　前期展」

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2024年の資生堂アートハウスは、開館期間を前期と後期に分け、アートハウスの収蔵品を多岐にわたって紹介する展覧会を開催いたします。

3月1日から始まる前期展では、日本画、洋画、現代美術と多分野の工芸品を取り合わせた「春の絵画と工芸－詩歌と共に－」をメインといたします。初春から晩春の事物に題材を採った美術品に、同じく春を詠った内外の詩歌を取り合わせ、古（いにしえ）より文学と密接に寄り添ってきたわが国の芸術の伝統を現代に再現いたします。出品作家は、具象絵画の13名の内文化勲章受章者が9名、また、工芸では9名全員が人間国宝（重要無形文化財保持者）となり、小規模ながらも密度の高い構成となっています。
この他には、アートハウス主催の企画展として、2015年から2023年にかけて開催された「工藝を我らに」から、選りすぐった作品で再構築した「工藝を我らにセレクション2024－春から夏へ－」。小展示室では、写真を中心にさまざまな芸術活動を繰り広げたマン・レイ（Man Ray/1890-1976）の、貴重なオリジナルプリントを含むポートレートとオブジェを展示します。

アートハウスのコレクションを凝縮して展覧する2024年の前期展は、さまざまな方々の「見る喜び」になることと存じます。ご高覧いただければ幸いです。