終了した展覧会・イベントです

「Re-view チェン・ルオビン 『紙の仕事』」

タグチファインアート
終了しました

アーティスト

チェン・ルオビン
タグチファインアートでは、陳若冰(チェン・ルオビン)作品の展示を、上記の期間約4週間にわたり行います。

陳若冰(チェン・ルオビン)は1970年中華人民共和国生まれ。杭州美術アカデミーで書と水墨画を学んだ後、1992年に渡独、1998年にデュッセルドルフ美術アカデミー、G. グラウブナー教室を修了しました。現在はドイツ、デュッセルドルフにスタジオを構え制作活動を続けています。

タグチファインアートでは、陳若冰(チェン・ルオビン)作品の展示を、上記の期間約4週間にわたり行います。

陳若冰(チェン・ルオビン)は1970年中華人民共和国生まれ。杭州美術アカデミーで書と水墨画を学んだ後、1992年に渡独、1998年にデュッセルドルフ美術アカデミー、G. グラウブナー教室を修了しました。現在はドイツ、デュッセルドルフにスタジオを構え制作活動を続けています。

初個展は1998年にメーアブッシュのコンラド・ミュンター画廊で開催。2006年には中国浙江省嘉興市に彼の作品と中国の古美術品のみを展示する陳若冰美術館「House of Light 光の家」が開館しました。同年日本では資生堂ギャラリーにおける「An Existence 素景」展にも出品。これまでドイツ、オランダ、中国、韓国、日本の画廊で定期的に個展を開催し、ドイツや韓国、中国の美術館での個展やグループ展にも数多く参加しています。近年は中国の美術関係者やコレクターたちの抽象絵画に対する関心が高くなるにつれ、彼の作品が中国の美術館で展示される機会が非常に多くなってきました。ドイツやオランダ、中国、韓国、日本、アメリカ、イギリス、オーストラリアのアートフェアにも出品、ジョセフ・アンド・アニ・アルバース財団など幾つかのレジデンスプログラムにも参加し、その活動は国際的です。作品は上海美術館、湖北美術館(武漢)、クンストパラスト美術館(デュセルドルフ)をはじめ、さまざまなコレクションに収蔵されています。

陳若冰の仕事は、彼が渡欧前に身につけた中国絵画の伝統や道教・儒教・仏教などの中国思想と、西欧近代を作品のなかで統合しようとする試みです。 幾何学的形態を不規則に反復して描きくことで生まれる「地」と「図」の等価関係、浅い奥行きによる装飾的ともいえる絵画空間、水墨画を思わせるアクリル絵の具の微妙な滲み、正方形と円形という極めて簡潔な形態による画面構成、画面内奥から作品外部に向かって溢れ出るかのような形而上学的な光、深い精神性を湛えながらもどこか楽しげな形態と色彩、これらによって陳若冰はとても魅力的で瞑想的な作品を生み出しています。生涯の半分以上をドイツで生活している現在、陳若冰は中国絵画と西洋近代絵画の融合という構図を飛び超え、独自のスタイルを獲得しています。

タグチファインアートでは、2007年と2009年に日本橋茅場町の旧スペースにおいて、モノクロームのドローイング作品のみによるチェンの個展を開催致しました。今回は2007年の個展で展示した10点組のオイルパステルによる素描を中心に展示致します。彼がデュッセルドルフ美術アカデミー在学中の1995年、25歳の時に制作した作品です。滲みを伴って生み出される形態や空間に、中国絵画の伝統や書を学んだチェンの制作の原点を見出すことができます。

今回はチェン・ルオビンのタグチファインアートでの12度目の個展となります。2007年、2009年の展示をご覧下さった方はもちろん、初めての方も、ぜひご高覧ください。本展示は、過去の展示や作品を再検証する試み “Re-view" の第2回目となります。

スケジュール

2025年1月25日(土)〜2025年2月22日(土)

開館情報

時間
13:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場タグチファインアート
http://www.taguchifineart.com/
住所〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル B1F
アクセスJR総武線・横須賀線新日本橋駅5番出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A4出口より徒歩4分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-5652-3660
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません

Loading.................................................