吉田勝信「印刷機になる／mimic a printing」（famAA（ファマ））

吉田勝信「印刷機になる／mimic a printing」

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アーティスト

吉田勝信

この度、famAA（ファマ）のグランドオープンの展覧会として、吉田勝信個展「印刷機になる／mimic a printing」を開催いたします。本展は、2022年9月に行われたfamAAプレオープンでのグループショー「famAAはコンテンポラリーアートとその周辺をプレゼンテーションするギャラリーです」に出展された吉田の作品《印刷実験》シリーズの最新作となります。《印刷実験》シリーズは、吉田の生業であるグラフィックデザインの基層をなす「複製技術としての印刷」という概念を吉田の身体性でもって脱構築する意欲作です。

吉田勝信は、採集者／デザイナー／プリンターとして、フィールドワークやプロトタイピングを積極的に取り入れた作風で知られています。近年は、海や山から採集した素材で色をつくり、現代社会に実装することを目的とした開発研究「Foraged Colors」や、自身のアトリエに構えた印刷工房で進められる「超・特殊印刷」など、そのどれもが「印刷」という概念と格闘しながら展開される活動といえるでしょう。また、吉田は採集者としての顔も持ち合わせており、自身が手掛けるさまざまな仕事や作品にその個性が色濃く反映されています。

famAAこけら落としの展覧会として、3月から11月まで3期にわけて吉田のさまざまな作品を展示いたします。
※会期前2/20（月）より、閉廊のギャラリーを窓越しで鑑賞する「window show」プロジェクトにて吉田の作品をご覧いただけます