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「祓 - 儀礼と思想 - 」

國學院大學博物館
終了しました
神社では現在、祭祀の前には祓(はらえ)(修祓(しゅばつ))が行われ、毎年、六月と十二月には、全国各地で大祓(おおはらえ)が行われます。大祓では、「大祓詞(おおはらえのことば)」を読んだり、人形(ひとがた)で体を撫でたりし、あるいは境内に設置された茅(ちの)輪をくぐることもあります。これらは、何のために行い、またどんな歴史があるのでしょうか。

祓は祭祀とともに神道の中核にある儀礼です。また、神道には教典はありませんが、祓で用いられた詞である「中臣祓(なかとみのはらえ)」「六月晦大祓(みなづきのつごもりのおおはらえ)」「大祓詞」の注釈を通して数多くの神道思想が述べられてきました。一方で、現在の祓やその理解は、古代から同じようになされてきたのではありません。道教・仏教・陰陽道・儒教などと関わりながら、日本の宗教文化として変容し、現在に至っています。このため、祓の儀礼、用具、思想の歴史を読み解いてゆくと、現在の神道がどのように形作られたのか、日本の宗教文化がどのように展開してきたのかを見ることができます。

本展示では、祓の儀礼と思想を國學院大學が所蔵する様々な資料から明らかにしていきます。

スケジュール

2023年5月20日(土)〜2023年7月9日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
不定期休館
入場料無料
展覧会URLhttp://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_harae.html
会場國學院大學博物館
http://museum.kokugakuin.ac.jp/
住所〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學渋谷キャンパス内
アクセスJR渋谷駅新南口より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・銀座線・千代田線表参道駅B1出口より徒歩15分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩15分
電話番号03-5466-0359
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