「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」

シャネル・ネクサス・ホール
12月8日終了

アーティスト

ビアンカ ボンディ、小林椋、丹羽海子
2024年、オープン20周年となるシャネル・ネクサス・ホールは、UCCA現代アートセンターのディレクターであるフィリップ ティナリをアドバイザリーに新たに迎え、異文化交流、および対話と芸術的コラボレーションのためのプラットフォームとなるべく、新たな取り組みを始めています。

そして10月19日からは、長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学名誉教授)が次世代キュレーターを育成する「長谷川Lab」とのコラボレーション企画として、新たな展覧会シリーズをスタートします。アートがいま、人々にどのような視点を提案できるかという挑戦でもあるこの企画では、長谷川Labの若手キュレーターを起用し、彼らのフレッシュな視点を取り入れながら、次世代を担う様々な才能たちの対話を生み出すことを目指します。そこで提案される新しいフォーミュラとの出合いは、見る人々に新しい価値観やライフスタイル、美学を見い出すきっかけをもたらしてくれることでしょう。

展覧会のタイトルは「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」。本展では、それぞれフランス、日本、アメリカを拠点に活動するビアンカ ボンディ、小林椋、丹羽海子の3名の作品を紹介します。長谷川祐子のアーティスティックディレクションのもと、シリーズ一回目の キュレーションは「長谷川Lab」の佳山哲巳とフィン ライヤンが担当します。

すべてのものが情報化されデジタル化されている今日の私たちの日常において、謎や、未知の想像力をかきたてられる領域は狭くなっているように感じます。本展は、日常の中に隠された魔術を再発見するよう観る者を誘います。3名のアーテイストは、植物や道具など見慣れたものを魔術のように変容させ、そこに独自の生命と物語を与えます。ボンディが作り出す神秘的なタぺストリーは、苔や結晶などミクロな生命の生成に形をあたえ、小林は身近なオブジェクトを活気に満ちた踊る存在として組み直し、丹羽の妖精のような可憐なオブジェは彼女の個人的なストーリー、テキストと絡まって、エコフェミニズムを語ります。それらは現代の創造神話の中で、主体性、独自のキャラクター、そして希望を持って共存します。

シャネル・ネクサス・ホールを創造的な庭園に変え、その空間を巡ることで、人間と非人間、有機物と人工物の境界を曖昧にし、すべての存在が変容し、調和して共存する未来のビジョンを提示します。

スケジュール

開催中

2024年10月19日(土)〜2024年12月8日(日)あと15日

開館情報

時間
11:0019:00
11月7日から10日は10:00〜19:00
休館日
会期中無休
入場料無料
展覧会URLhttps://nexushall.chanel.com/program/2024/everydayenchantment/#INTRODUCTION
会場シャネル・ネクサス・ホール
https://nexushall.chanel.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
アクセス東京メトロ銀座線銀座駅A13出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅5番出口より徒歩1分
電話番号03-6386-3071
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