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「art bit - Contemporary Art & Indie Game Culture - #4」

ホテルアンテルーム京都
終了しました
2011年の開業以来、「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」を発信してきたホテル アンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」との出会いから生まれた本展では、現代アートのゲーム性とインディーゲームの芸術性という、合わせ鏡のような魅力とクリエイティビティのルーツに注目。互いのカルチャーの垣根や、アーティストやクリエイター、研究者といった立場を超えた人と人との交わりから、アートとゲームの新たな可能性を追求しています。

4年目となる本年は「2D or not 2D」をテーマに、世代を超えたビデオゲーム体験の浸透や生成AIの台頭によって変わりつつある同時代のリアリティの変容を受け止めながら、新たな平面(2D)表現の創出に取り組んでいる現代アーティストたちの作品と、それと呼応するインディーゲームの作品群を展示する、ゲームからみた新しい「絵画」展に挑みます。

現代アートからは、ビデオゲームのドット絵から出発しながらまったく異なるアプローチのピクセルアート表現を平面的・立体的に追求しているたかくらかずき、Zennyanをはじめ、片やゲームのバグ(グリッチ)画面やノイズを利用しながら、片や落ちものパズルの連鎖消滅から着想して具象と抽象のあわいを衝きつつ、絵画制作と鑑賞のルールを攪乱し続ける岡田舜の油絵と竹内義博のアクリル画、ユーザーが紙に描いた絵からオリジナルゲームが生成されるインタラクティブ筐体をDIY制作しているジェレミー・コーティアル、雑誌の挿絵から油絵、版画、陶磁器と、時代とともに表現領域を拡張させてきたシン コヤマの死生観をえぐる多次元世界に、飯田和敏がゲーム作家ならではの技法で介入するコラボレーション映像や、人と人以外のものたちとの垣根をこえた表現を異種としてのAIの力も借りながら追求するマルチスピーシーズアートの旗手・大小島真木の平面/立体作品などを出展。

インディーゲームからは、現代アート作品の合わせ鏡として、夢にひたむきな画家が一番の作品を完成させるまでの物語を描いた『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』(Silver Lining Studio)、反撃をしかけてきたチョークを黒板消しを叩いて返り討ちにする『チョークの叛乱』(のへもん / Kenji Okuda)、ゲームの最速クリアを目指す競技・RTAをモチーフにゲーム機本体のバグを駆使する『BearRunner Any% RTA』(しゅんて)など、絵画の制作やドローイングの体験に影響を受けながら制作された作品群を展示。また、20世紀のドット絵から21世紀のピクセルアートに至るクロニクルを辿る作品群として、『アンリアルライフ』(hako 生活)や『NEEDY GIRL OVERDOSE』(Why so serious)などの作品群を展示。加えて、京都と東京の芸術大学出身の新進クリエイターの手による奨励作品として、『巡るアトリエ棟』、『ゲロゲロ!』を展示。ギャラリーおよびプレイスペースにて自由にご鑑賞、ご試遊いただけます。なお、インディーゲーム作品については、ホテルの公式ホームページやSNSにて出展作品を随時公開いたします。

会場: GALLERY9.5

スケジュール

2024年6月23日(日)〜2024年9月7日(土)

開館情報

時間
10:0020:00

オープニングパーティー 2024年6月22日(土) 19:30 から 21:30 まで

入場料無料
会場ホテルアンテルーム京都
https://www.uds-hotels.com/anteroom/kyoto/
住所〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7
アクセス地下鉄烏丸線九条駅4番出口より徒歩8分、JR京都駅八条東口より徒歩15分
電話番号075-681-5656
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