公開日:2024年10月24日

大竹伸朗展が2025年8月から丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催。「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトの一環

会期は2025年8月1日〜11月24日。同館での大規模個展は2013年「大竹伸朗展 ニューニュー」展以来。

東京国立近代美術館「大竹伸朗展」(2022)会場風景より、大竹伸朗《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012)  撮影:編集部

大竹伸朗展が香川県・丸亀で開催

1988年に宇和島市に活動の拠点を移し、35年にわたって同地で制作を続けている大竹伸朗(1955〜)。その大規模個展が丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で2025年8月1日〜11月24日に開催される。

同館での個展は、2013年「大竹伸朗展 ニューニュー」以来12年ぶり。今回は活動の初期段階から取り組んできた「網膜」を通奏低音とし、シリーズの新作・未公開を中心に、さらに「網膜」に接続する多様な作品群を谷口吉生建築の空間を生かして展覧する。また様々な関連プログラムも実施予定。

また本展は2025年4月18日から開催される「瀬戸内国際芸術祭2025」の広域連携事業である「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトの一部。本プロジェクトは香川、岡山、兵庫3県の8つの美術館で日本人の現代アーティストによる作品を中心とする展覧会を行うというもの。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のほかに、香川県立ミュージアム、高松市美術館、直島新美術館、岡山県立美術館、大原美術館、兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館で開催される。

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