「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」

豊田市民芸館
9月23日終了
古美術・骨董を通じて、青山二郎氏、秦秀雄氏、白洲正子氏等の先達と実際に相見えた数少ない賞鑑家、故大久保裕司氏。その蒐集品は、日本の古代から近代までの陶磁器、ガラス、木工、金工、民間仏や小道具、朝鮮時代の諸工芸品から西洋アンティークまで幅広い内容で形成されています。この具眼の士が心のままに求め、その元に集まった骨董の品々には、見過ごすことのできない美しさと魅力が宿っています。

大久保氏は壺なら壺、猪口なら猪口というように、順を追ってものを集め、それを並べたり、研究したりする蒐集家ではありませんでした。歴史や思想には基本的に全く興味がなく、ものを理解するのに必要なのは感性であり、知識などは百害あって一利なしと常々言っていたといいます。

ここに展示されるものたちは、大久保氏の眼前に顕れ立ち、彼の心奥を強く揺らせたものたちです。大久保裕司氏という一人の賞鑑家が、洋の東西を問わず、飛鳥時代から近代に至るまで、自らの感性の赴くままに求めた蒐集品の数々をぜひご覧ください。

スケジュール

開催中

2024年7月13日(土)〜2024年9月23日(月)あと15日

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
7月15日、8月12日、9月16日・23日は開館
入場料一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
会場豊田市民芸館
https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/
住所〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
アクセス名鉄三河線平戸橋駅より徒歩15分
電話番号0565-45-4039
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