「心ばかりですが - おくりものの文化 - 」

佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
7月15日終了
この度、佐賀県立博物館では「贈る」をテーマにした展覧会を開催します。
現代の私たちの生活の中には、季節の挨拶の贈り物や祝福の贈り物、旅先からの土産など、多種多様な「贈る」という行為が存在します。モノを「贈る」行動には、目には見えない感謝・祝意・心配・弔いなどの感情や、個人や組織間における連携や関係構築といった思惑が見て取れます。
会場では、久保田出身(現在の佐賀市久保田町)の画家高柳快堂(1824~1909)が同郷の医師江口梅亭宛てに病気治療のお礼と還暦祝いとして制作した《武陵桃源図》、江戸時代に「月次献上」(月ごとの定期的な献上品)として鍋島家から将軍家などへ贈られた焼き物や緞通などの品々、多久茂族(1833~84)の妻雍が慶応2年(1866年)に病気療養のために長崎に滞在した際の記録『御奥様長崎御越日記(おんおくさまながさきおこしにっき)』(佐賀県重要文化財)に記された雍のお土産の記録などから、贈り物と人々を介したやり取りについて御紹介します。
生活の中で何気なく行われている「贈る」行動は、贈り手と受け手にどのように影響しているのでしょうか。本展では、歴史的な資料を通して、「贈る」という行動の役割や意義について来館者と共に再考します。

スケジュール

開催中

2024年6月5日(水)〜2024年7月15日(月)あと11日

開館情報

時間
9:3018:00
休館日
月曜日
7月15日は開館
入場料無料
展覧会URLhttps://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2024/05/004462.html
会場佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
https://saga-museum.jp/museum/
住所〒840-0041 佐賀県佐賀市城内1-15-23
アクセスJR長崎本線佐賀駅よりバス「博物館前」下車、JR佐賀駅よりバス「サガテレビ前」下車徒歩5分、JR佐賀駅よりバス「県庁前」下車徒歩10分
電話番号0952-24-3947

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