「観照 Contemplation - 花 Flower」 プラチナ・パラジウム・プリント、雁皮紙 奈良・薬師寺/2020/image:190×190mm

志鎌猛 「観照―雪月花  Platinum Palladium Prints」

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊
7月29日終了

アーティスト

志鎌猛
このたび日本橋髙島屋美術画廊Xでは、志鎌猛展を開催いたします。
志鎌氏は2008年より、デジタル全盛の現代とは対極にある、プラチナ パラジウム プリントに取り組んでいる写真家です。19世紀後半にイギリスで発明されたこの古典的写真技法と、日本の伝統的な手漉き和紙・雁皮紙を用いて自作した印画紙を使うことによって、微妙な階調の繊細で美しいモノクローム作品を生み出します。経験がものをいう難易度の高い表現のため、1作品あたりのエディション枚数も限られます。志鎌氏は国内よりも海外での発表が多く、近年では世界最大の写真フェア、パリ・フォトに出品し、国際的にも高い評価を得ています。

髙島屋美術画廊Xでは2回目となる今回の個展は、日本の四季の風雅を象徴する「雪月花」をテーマに、国内外で取材した新旧作品で構成いたします。精霊が息づくような深い雪の森、夜の街の片隅で見上げる月、小さき世界たちを包摂する叢の花。写真家はそれら現場の中に身を置き、自然と一体となった瞬間に一期一会のシャッターを切ります。その時、雪、月、花、それぞれの奥にひそんでいた“花(宇宙の摂理)”が、凍結された詩となって刻印されます。

本展では特別にサンディエゴ写真美術館名誉館長のデボラ・クロチコ氏をゲスト・キュレーターに迎え、志鎌作品の魅力を更に引き出します。

スケジュール

開催中

2024年7月10日(水)〜2024年7月29日(月)あと8日

開館情報

時間
10:3019:30
入場料無料
展覧会URLhttps://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20240603172622/?category=art#contents
会場日本橋髙島屋 6F / 美術画廊
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/index.html
住所〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
アクセス東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口より直結、JR東京駅八重洲北口より徒歩5分、都営地下鉄浅草線日本橋駅D4出口より徒歩5分
電話番号03-3211-4111
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