「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2024 成果発表展 『微粒子の呼吸』」

トーキョーアーツアンドスペース本郷
9月22日終了

アーティスト

エド・カー、キム・ウジン、ネストール・シレ、前田耕平、松本美枝子、エドウィン・ロウ、大野由美子、谷崎桃子、辻󠄀梨絵子、仲本拡史、西毅徳
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、2006年よりレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を開始し、東京や海外の派遣先を舞台に、さまざまな分野で活動するアーティストたちへ活動の機会を提供しています。

私たちは、自然災害や環境破壊といった地球規模の問題から、経済格差、人種や文化、思想等の相違によって生まれる非対称な権力構造による社会的問題、またこのような複雑な状況が個人の生活や精神面に及ぼす影響など、急速な変動の中で日々さまざまな課題に直面しています。この不確実な日常を生きるには、その起因を問い直すとともに、物事を転換させるための主体的な活力や知性、そして既存の枠組みや価値観に捉われない、新たな方法論を編み出す想像力/創造力を共有することが、ひとつの糸口となりうるのではないでしょうか。

今回紹介する11名のアーティストは、世界各国の都市でのレジデンス滞在をとおして、その鋭敏な感覚と多種多様なまなざしで、自身を取り巻く生態系を観察し、そこに潜むさまざまな生命の活動や創造的実践の息吹に耳を澄ませました。彼らの作品は、目の届かない場所で息づく小さなエネルギーの交換を掬い上げ、そこから形成される有機的な営みを手がかりとして、この多層的な世界の未来に向けた、共生の新たな様態を模索します。

本展の第1期では、TOKASレジデンシーに滞在した4名のアーティストがテーマ・プロジェクトとして「都市を取り巻くエコロジー」を主題に、対話や議論を重ねながら制作活動に取り組んだ成果を発表するほか、海外からの招聘作家2名の作品を展示します。第2期では、日本から海外の提携機関に派遣された作家5名が、それぞれのレジデンスでの滞在制作の成果を発表します。

第1期:エド・カー、キム・ウジン、ネストール・シレ、前田耕平、松本美枝子、エドウィン・ロウ
第2期:大野由美子、谷崎桃子、辻󠄀梨絵子、仲本拡史、西 毅徳

スケジュール

開催中

2024年6月29日(土)〜2024年9月22日(日)あと84日

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
7月15日、9月16日は開館
7月16日、8月5日〜16日、9月17日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2024/20240629-7317.html
会場トーキョーアーツアンドスペース本郷
https://www.tokyoartsandspace.jp/
住所〒113-0033 東京都文京区本郷2-4-16
アクセスJR総武線水道橋駅東口より徒歩5分、都営三田線水道橋駅A1出口より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線本郷三丁目駅1番出口より徒歩6分、JR中央線・総武線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅2番出口より徒歩7分
電話番号03-5689-5331
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