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「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界 SUMIDA WORLD」

横山美術館
終了しました
隅田焼は、江戸情緒を感じさせる愛すべき町人や子ども、仏教や猿などのエキゾチックなモチーフを立体的に造形し、器面に貼り付けた炻器質のやきもの(ストーンウェア)を中心として、盛んに海外へ輸出されました。幕末、瀬戸の初代井上良齋が江戸へ行って製陶を始め、明治8年(1875)には隅田川西岸の橋場町で、二代良齋が瀬戸伝統の登り窯を築きます。瀬戸から蛙目粘土を運んでつくる素地へ自在に操る釉薬で彩色しながら、赤や黒の塗料で仕上げる独特の作風。石黒香々や原娪山らの職人もいましたが、詳しいことは判っていません。二代良齋は明治33年(1900)にパリ万国博覧会で金牌を受賞し、現地で轆轤の妙技も披露して間もなく逝去。帝室技芸員任命を夢見た人々は、彼の死を惜しんだといいます。
瀬戸伝統の技をもとに新時代の首都で開花した、奇想のスミダ・ワールドへお招きします。

スケジュール

2024年2月9日(金)〜2024年5月12日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生・65歳以上 800円、中学生 600円、障害者手帳提示 700円、小学生以下 無料
会場横山美術館
https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/
住所〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-1-21
アクセス地下鉄東山線新栄町駅1番出口より徒歩4分、地下鉄桜通線高岳駅3番出口より徒歩4分
電話番号052-931-0006
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