「没後20年 金谷朱尾子 - 心をうつす - 」

笠岡市立竹喬美術館
あと4日で開催

アーティスト

金谷朱尾子
このたび笠岡市立竹喬美術館では、今年で没後20年を迎える日本画家・金谷朱尾子の展覧会を開催します。

金谷朱尾子は、彫刻家の金谷哲郎の長女として昭和28(1953)年に岡山市に生まれ、昭和47(1972)年に京都市立芸術大学に入学し、日本画を学びました。昭和51(1976)年に大学を卒業した朱尾子は岡山に戻りましたが、同年の第8回日展での初入選をかわきりに、日展で入選を重ねていきます。また、昭和54(1979)年に同郷の池田遙邨が主宰する青塔社に入会し、青塔社展にも出品しましたが、昭和58(1983)年に退会しています。その間、昭和56(1981)年の第13回日展において、28歳という若さで《塔と人とうつろいと》が特選を受賞し、同年日展会友となっています。また、昭和57(1982)年から平成元(1989)年まで、岡山大学教育学部で日本画の演習や実習の非常勤講師として、後進の指導にも務めました。

朱尾子は、特選受賞後も日展に入選を重ねるとともに、女流画家展への出品を続けて、岡山を活動の拠点に置きながらも、中央画壇の展覧会で活躍していましたが、平成16(2004)年に51歳という若さでこの世を去っています。

幻想的と言える朱尾子の日本画は、朱尾子芸術の独自性を物語っています。その独自性は、朱尾子の揺るぎない審美眼を通した、卓越したデッサン力を基底としています。そこで、本展覧会では、日展への出品作を中心に、制作の礎となったスケッチ類を通して、朱尾子芸術の足跡をたどるとともに、その魅力にせまります。

スケジュール

2024年9月21日(土)〜2024年11月4日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
9月23日、10月14日、11月4日は開館
9月24日、10月15日は休館
入場料一般 500円、高校生以下 無料
展覧会URLhttps://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/61083.html
会場笠岡市立竹喬美術館
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
住所〒714-0087 岡山県笠岡市六番町1-17
アクセスJR山陽本線笹岡駅より徒歩25分、JR笹岡駅よりタクシー5分
電話番号0865-63-3967

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