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「河鍋暁翠展 ―父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統―」

一宮市三岸節子記念美術館
終了しました

アーティスト

河鍋暁翠
明治時代から昭和時代初期にかけて活躍した女流日本画家・河鍋暁翠(かわなべ きょうすい、1868-1935)。狩野派絵師でありながら浮世絵のほか、流派にとらわれない作品を描いた絵師・河鍋暁斎の娘である暁翠は、数え5歳の頃、父・暁斎から絵手本を手渡され、幼いころから絵を学びます。その後、暁斎の作品の彩色を任されるほどとなり、父の没後は仕事を引き継ぎ、暁斎の遺した未完の作品をも仕上げています。暁翠の流派は狩野派に留まらず、土佐・住吉派を吸収し、穏やかな美人画を代表とする上品で優美な作品世界を構築します。
これまで父・暁斎の名に隠れがちであった暁翠ですが、最近では、暁翠の活躍を描いた歴史小説『星落ちて、なお』(澤田瞳子著、2021年、文藝春秋)が第165回直木賞を受賞したことで注目が集まっています。
本展は、父の画技を受け継ぎながらひとりの日本画家として名を残した暁翠の作品を一堂に並べ、その画業の全貌を紹介する初の展覧会です。

[関連イベント]
1. ワークショップ「浮世絵実演講座&摺り体験」
内容: 暁翠・暁斎も手がけていた浮世絵ができあがるまでを歴史や制作工程を解説しながら実演します。その後、実際に摺ってみます。
日時: 11月20日(日) ①午前10時~、②午後2時~
講師: 竹中健司氏(竹中木版 竹笹堂)
会場: 講義室
対象: 小学生~大人まで(小学3年生以下は保護者同伴)
定員: 各回16名(先着)
参加費: 500円
2. 学芸員によるギャラリートーク
日時: 11月12日(土)、11月27日(日) 各日午後2時~
参加費: 無料(要観覧券)
申込み: 不要(当日直接会場)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年10月22日(土)〜2022年12月4日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
11月4日・24日は休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
会場一宮市三岸節子記念美術館
https://s-migishi.com/
住所〒494-0007 愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
アクセス名鉄名古屋本線一宮駅西口より名鉄バス(「起」行き・2番のりば)「起工高・三岸美術館前」下車徒歩1分
電話番号0586-63-2892
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