「やきものの景色 窯のなかで生れる色と模様」

サンリツ服部美術館
10月27日終了
やきものは、成形した素地を加熱する「焼成」という工程を経てつくられます。うつわを焼き締めることで強度や硬度を高めることができるため、焼成は世界各地で古くから行われていました。

焼成の際に欠かせない存在が窯です。窯のなかにうつわを並べてじっくりと時間を掛けて高温で焼いていきますが、炎の具合や土や釉薬に含まれている鉱物、燃料の性質によって、思いもよらない色や模様が生まれることがあります。日本ではそれらを「景色」と呼び、やきものの見どころとなっています。

本展では、うつわの下半分が焼成中に黒く変化したことから雪を頂く富士山を連想して銘がつけられた国宝「白楽茶碗 銘 不二山」をはじめ、薪の灰が降りかかってガラス化し、胡麻のような模様ができた備前の徳利、白色の長石が浮き出た信楽の香合などを展示いたします。
サンリツ服部美術館の所蔵品を通じて、窯のなかで生まれた陶磁器の色や模様をお楽しみください。

スケジュール

開催中

2024年7月31日(水)〜2024年10月27日(日)あと66日

開館情報

時間
9:3016:30
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 1200円、中学生・小学生 400円
展覧会URLhttps://sunritz-hattori-museum.or.jp/pages/238/
会場サンリツ服部美術館
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
住所〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
アクセスJR中央本線上諏訪駅より徒歩15分
電話番号0266-57-3311
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