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[画像: ケイト・ニュービー My question 2024 stoneware, glaze, glass, H 58 x W 74 x D 6 cm]

ケイト・ニュービー 「Very active weather」

KAYOKOYUKI
終了しました

アーティスト

ケイト・ニュービー
この度KAYOKOYUKIでは、ケイト・ニュービーによる日本初個展「Very active weather」を開催いたします。また同時期に、銀座メゾンエルメス フォーラムにてグループ展「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ/ダイアローグ2 -つかの間の停泊者」、森美術館にてグループ展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」にも参加しております。ぜひともこの機会にご高覧くださいませ。

ケイト・ニュービー(1979年、ニュージーランド、アオテアロア生まれ、アメリカ、テキサス在住)は、慎重かつ入念な建築物への介入を通じて、都市空間におけるギャラリーという場所、作品、鑑賞者との間に、新たな関係性を構築しています。本展覧会では、私たちはケイトによってエントランスに設置されたテラゾーのステップに迎え入れられ、その上を歩くように誘われます。この富山で製造されたレンガ色のテラゾーには、投げるという行為によって形成されたケイトのセラミック作品が混入しています。ケイトは産地の生産者とのコラボレーションを頻繁に取り入れており、そうすることで、既存の工場のプロセスに自らを組み込み、彼女独自の美術的アプローチと調和させているのです。ケイト自身は、既存の道具に頼るのではなく、彼女自身の身体の重さや動きによってセラミック作品を制作します。これは産業的に生産された鋭く洗練された仕上げとは対照的な馴染みやすさや温かみを示しており、両者を並行して見せようとしています。
また、東京の通りや歩道で見つけた割れたガラスをテキサスの粘土に混ぜ、焼き上げた作品は、時間の経過とともに変容する日常の性質を明らかにします。本展覧会のタイトル「Very active weather」に反映されているように、ガラスのエッジが丸くなり色褪せていることは、気候や人間の活動などの外部要因の影響で変容する原材料を想起させるのです。

各作品は注意深く、そして意図的に配置され、ギャラリーとケイトの作品の間に共生関係を形成します。また、様々な有機的なテクスチャーは、都市景観のなかでの生物や菌類の成長を連想させます。ケイトは、駒込のギャラリーの既存の構造にロープ、ガラス、セラミックをさりげなく織り交ぜながら、地域の建築物に対する知覚的意識を高めるだけでなく、何も配置されていない空間の潜在的な可能性にも注意を向けようとします。この没入的なアプローチでは、作品は浮遊し、吊るされ、隠れ、私たちに物質と空間に対する感性を刺激し熟考することを促すでしょう。

スケジュール

2024年2月17日(土)〜2024年3月24日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
日曜日は17:00まで
休館日
月曜日、火曜日、祝日

オープニングパーティー 2024年2月17日(土) 17:00 から 19:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.kayokoyuki.com/jp/240217.php
会場KAYOKOYUKI
http://www.kayokoyuki.com/
住所〒170-0003 東京都豊島区駒込2-14-2
アクセスJR山手線駒込駅東口より徒歩2分、東京メトロ南北線駒込駅4番出口より徒歩2分
電話番号03-6873-6306
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