ホセ・ダヴィラ 「私は目を閉じて見るほうがいい-ジョゼフ・アルバースとの対話」

群馬県立近代美術館
残り7日

アーティスト

ホセ・ダヴィラ
メキシコ、グアダラハラを拠点に活動するアーティスト、ホセ・ダヴィラ(1974-)は、 金属やガラス、玉石などの身近な素材を絶妙な均衡で組み合わせる立体作品や、20世紀 のアーティストや建築家の作品を引用、考察した作品で知られています。
ダヴィラは2010年代から、抽象美術を代表するアーティストのひとりであるジョゼフ・アルバース(1888-1976)のシリーズ「正方形讃歌」を題材とした作品を繰り返 し制作しています。アルバースが正方形を重ねることで絵画の画面上で配色実験を繰り広げたのに対して、ダヴィラは金属やセラミックなどを用いて、時間や 光によって変化する立体作品に発展させています。

ダヴィラにとって日本の美術館における初の本格的な展覧会となる本展では、ダヴィラの作品と、アルバースの「正方形讃歌」シリーズの作品を合わせて展示し、時代を超えて人々を惹きつけるアルバースの形と色彩に対する探求、そして、美術史と対話することで新たな芸術を生み出すダヴィラの挑戦をご覧いただきます。

「私は目を閉じて見るほうがいい」というタイトルは、アルバースがインタビューに答え、「私にとって、抽象は現実だ。たぶん自然より現実だ。・・・抽象は私の心の近くにある。私は目を閉じて見るほうがいい。(註)」と語った言葉から取られています。
この言葉から着想された本展は、ダヴィラ自身が会場デザインを手がけ、展示そのものがアルバースへのオマージュとなっています。また、建築家磯崎新(1931-2022)が立方体をモチーフにデザインした建築空間とも共鳴することでしょう。アーティストたちの時を超えた出会いをご堪能ください。

(註)キャサリン・キュー『アーティストの声:17人のアーティストとの会話』1962年(ニューヨーク)より

スケジュール

開催中

2025年3月1日(土)〜2025年4月6日(日)あと7日

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
入場料一般 300円、大学生・高校生 150円、中学生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/exhibition-4949
会場群馬県立近代美術館
http://mmag.pref.gunma.jp/
住所〒370-1293 群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
アクセスJR新町駅よりタクシーで10分、JR倉賀野駅南口よりタクシーで13分、JR高崎駅東口よりタクシーで20分、JR高崎線・湘南新宿ライン高崎駅東口よりバス30分「群馬の森」下車徒歩5分
電話番号027-346-5560
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