©️ SUDA ISSEI Works

「須田一政 個展『TEMPTATION』+ vol.6『ゴースト/GHOST』口絵作家展」

コミュニケーションギャラリーふげん社
残り3日

アーティスト

須田一政、阿部淳、岩根愛、苅部太郎、永瀬沙世、吉野英理香
このたび雑誌『写真』vol.6「ゴースト/GHOST」(ふげん社、2024)の刊行を記念して、須田一政個展「TEMPTATION」と、口絵作家5名(阿部淳、岩根愛、苅部太郎、永瀬沙世、吉野英理香)による特別展示を、コミュニケーションギャラリーふげん社にて同時開催いたします。

須田一政は1940年東京・神田生まれ。1962年に東京綜合写真専門学校を卒業し、1967年から寺山修司主宰の「天井桟敷」の専属カメラマンとして従事した後、1971年からフリーランス写真家として活動し始めます。1976年「風姿花伝」等により日本写真協会賞新人賞を受賞し、一躍脚光を浴び、1997年には、写真集『人間の記憶』(クレオ、1996年)で第16回土門拳賞を受賞します。2019年の逝去後も毎年のように写真集が刊行されるなど、日常と非日常の間(あわい)を行き来するような須田一政作品の世界観は、多くの人を魅了し、国内外を問わず根強い人気があります。

雑誌『写真』vol.6「ゴースト/GHOST」の特別企画として、須田一政が2013年にPGIで発表した作品「TEMPTATION 2011-2013」と、写真集『人間の記憶』に収録されたテキスト「私の写真と記憶についての断片」を再構成して掲載しています。

本展では、本シリーズよりオリジナル・モノクロームプリント18点を展示いたします。マネキン、樹木の影、入院中に撮影された看護師の姿、セルフポートレートなど、「自分の影の様に横たわる」日常の風景を撮影しながらも、無意識下にある非日常が、つい顔を出す瞬間を捉えています。須田自身が「幽霊である写真が、見た時点に現実のものとして立ち上がって」、「私たちは一挙に記憶の元の足場に引戻される」と語る、その写真のありようを、ぜひご体感ください。

また、同じく今号掲載の阿部淳、岩根愛、苅部太郎、永瀬沙世、吉野英理香の作品を、2階・Papyrusギャラリーにて展示します。また、出展作家のサイン入り書籍や作品の販売をいたします。

仮初の現実が「写真」として定着した瞬間から、それらは現実世界から離れ、浮遊していきます。その「手で触れられる幽霊」たちは、私たちの奥底に沈んでいる記憶とやがて呼応し、唯一無二の形象として、やがてあなたの眼に映りこむでしょう。

スケジュール

開催中

2024年7月26日(金)〜2024年9月8日(日)あと3日

開館情報

時間
12:0019:00
土曜日・日曜日は18:00まで
8月10日、8月31日は19:00まで
休館日
月曜日
8月12日〜19日は休廊
入場料無料
展覧会URLhttps://fugensha.jp/events/240726suda/
会場コミュニケーションギャラリーふげん社
https://fugensha.jp/
住所〒153-0064 東京都目黒区下目黒5-3-12
アクセス東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線・JR山手線目黒駅西口より徒歩17分、JR山手線目黒駅西口より東急バス「元競馬場前」下車徒歩1分
電話番号03-6264-3665
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