「ヒメコレSUMMER in 須崎『エブリシング・エブリウェア・オール・アライブ』」（すさきまちかどギャラリー / 旧三浦邸）

「ヒメコレSUMMER in 須崎『エブリシング・エブリウェア・オール・アライブ』」

終了しました

アーティスト

金田実生、小山渉、佐藤雅晴、志賀理江子、百瀬文、八幡亜樹、山田周平

ミシェル・ヨー主演の映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス」で好きなシーンに、生物がいないマルチバース世界では石がヒトの意識を持っていて、荒野の無機物に「生」を感じさせる演出が印象的でした。

生は、生物や今を生きている人だけに当てはまるのでしょうか?
今回の展覧会コンセプトは哲学者ジル・ドゥルーズによる「非有機的なもの」「器官なき身体」「ノマド」そして「生」の考え方を参考にしています。私の生は身体の中だけにあるのか?他者の生とは常に区別されるのか?自己と他者、内部と外部の境界がなくなり、生がすべてのものに(everything )どこにでも(everywhere )あるなら、生きることにもっと希望を持てるんじゃないでしょうか。

作品は志賀理江子の新作映像「Bipolar Wave」、八幡亜樹「Tovil」、小山渉「心臓が動いている」、百瀬文「Born to Die」、山田周平「Day for Night 」、佐藤雅晴「バイバイカモン」などの映像作品と、金田実生のペイントや志賀理江子の写真作品を展示します。

会場は大正時代中期に建てられた塗家造のまちかどギャラリーの他、書肆織平庵、錦湯跡地、須崎駅前のしんじょう君の倉庫。まちかどギャラリーでは日本茶インストラクターの柿谷菜穂子による、来場者へお茶をふるまうイベント「Tea- Time of the Soul」も開催。