「呉春―画を究め、芸に遊ぶ―」

大和文華館
10月19日開始
呉春(ごしゅん)(1752~1811)は江戸時代に活躍した絵師で、呉服里(くれはのさと)(現在の大阪府・池田)で春を迎えた際に呉春と名を改めました。他にも、気楽な場などで用いた月渓(げっけい)の名で知られています。 与謝蕪村(よさぶそん)(1716~83)のもとで絵画と俳諧を学んだ呉春は、写生を重視して江戸絵画を革新した円山応挙(1733~95)と絵画の技について語り合ったともいいます。一世を風靡した呉春の画風は四条派として広がり、近代の京都画壇にも大きな影響を与えました。

本展では寺院の襖絵などの大作を交えて呉春の画業を振り返り、理想を目指して洗練されていく画風の変化を見ていきます。また、絵画のみならず俳諧や謡曲といった芸事に通じていた様子もご覧いただきます。移りゆく画風や、様々な人との交流の背景には、呉春の軽やかな人間性があったように思われます。江戸絵画のひとつの頂点ともいえる洗練された技に加え、洒脱でいて親しみやすさもある呉春の魅力をぜひご堪能ください。

※展示替あり。
前期: 10月19日(土)~11月4日(月・振替休日)
後期: 11月6日(水)~ 11月24日(日)

スケジュール

2024年10月19日(土)〜2024年11月24日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
11月4日は開館
11月5日は休館
入場料一般 950円、大学生・高校生 730円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/goshun.html
会場大和文華館
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
住所〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
アクセス近鉄線学園前駅南口より徒歩7分
電話番号0742-45-0544
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