「四季を染める 芹沢銈介の春夏秋冬」

静岡市立芹沢銈介美術館
6月15日終了

アーティスト

芹沢銈介
染色家・芹沢銈介の作品には、四季を主題にしたものが数多く含まれています。それぞれの季節を表現したもの(「苗代川春景」など)、一つの作品に四季の模様を凝縮したもの(「四季文づくし四曲屏風」)、文字と模様で1年を象徴的に表現したもの(「布文字春夏秋冬二曲屏風」など)があり、いずれも芹沢の代表作として知られています。また、型染のうちわ、グリーティングカードなど、季節感あふれる日用の品々も多数手がけています。

「今の時期はタチアオイがあの辺に咲いているとか、向日葵はどうなったとかですね、大体覚えていたんです」、「庭には紅梅、桜、山吹、牡丹、沈丁花、栗など、実に日本の模様の美を季節毎に見せてくれました」と晩年に回想する芹沢。日頃から四季の風物を観察し、親しんでいた様子が伝わります。世界の様々な地域の文化や芸術に目を向けていた芹沢ですが、生涯にわたって愛し、作品にし続けたのは、美しい日本の四季の模様でした。

日本の美しさと、日々の暮らしの喜びを「春夏秋冬」で表現した芹沢銈介。この展覧会では四季をテーマに、代表作60点をご覧いただきます。

後半の展示室3室には、芹沢銈介が集めた世界の家具と陶磁器50点を展示します。アジア、ヨーロッパ、アフリカなどから、芹沢の目を通して集められた個性あふれる品々をお楽しみください。

スケジュール

開催中

2025年4月1日(火)〜2025年6月15日(日)あと65日

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
月曜日
5月5日は開館
4月30日、5月7日は休館
入場料一般 420円、大学生・高校生 260円、中学生・小学生 100円、未就学児・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場静岡市立芹沢銈介美術館
https://www.seribi.jp/
住所〒422-8033 静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5
アクセスJR東海道本線静岡駅南口よりしずてつジャストラインバス「登呂遺跡」下車徒歩5分
電話番号054-282-5522
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