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[画像: 《黒麻地几帳に桐文様帷子》江戸時代・17世紀末~18世紀初 奈良県立美術館蔵 (前期展示)]

「日本の伝統文化を知る 江戸時代のきもの」

奈良県立美術館
終了しました
日本の民族衣装として認知され、礼服や晴れ着として着用されている「きもの」。きものは古くは「小袖」と呼ばれ、室町時代ごろに表着として定着して以来、日本における一般的な衣服として着られてきました。明治時代になって本格的に洋服が導入され、またそれが時代と共に普及しても、きものは日本の文化を象徴する衣装であり続けてきました。現在でも七五三や成人式といった節目では多くの人がきものを着ますし、夏祭りの夜にはゆかた姿で出かける人をしばしば見かけます。着る機会こそ少なくなりましたが、ある種の憧れと親しみを感じさせる、魅力的な衣服だと言ってよいでしょう。

そのような「きもの」ですが、分かっているようで説明できないことも多いのではないでしょうか。きものの前身である小袖はいつから存在し、どのような経緯で主要な衣服になったのか。形の上ではほとんど同じに見える「打掛」「帷子」「単衣」などは、どんな違いがあって呼び分けられるのか―このような疑問をたどっていくと、日本の服装の歴史や、きものに関わる素材や技術の多様さを知ることができます。

本展では当館所蔵の吉川観方コレクションから江戸時代の女性のきものを中心に展示し、日本の伝統文化の一つである「きもの」の変遷を振り返ります。当時の技術と意匠によって生み出された豊かな服飾文化をお楽しみください。

スケジュール

2024年7月13日(土)〜2024年8月25日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
7月15日、8月12日は開館
7日16日、8月13日は休館
入場料一般 600円、大学生・高校生 400円、中学生・小学生 200円
会場奈良県立美術館
http://www.pref.nara.jp/11842.htm
住所〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
アクセス近鉄線奈良駅1番出口より徒歩5分、JR奈良駅東口より奈良交通バス「県庁前」下車徒歩2分
電話番号0742-23-3968
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