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「碧の海道 - 古代の日本海交流 - 」

石川県立歴史博物館
終了しました
石川県は日本海の南岸の中央部に位置し、古代から大陸の文化が流入する海の玄関口になってきました。弥生時代には中国や朝鮮半島から日本海ルートで青銅器や鉄器がもたらされ、北陸地方は東日本へ広がる流通網の拠点になっていました。交易の対価として、翡翠(ひすい)や碧玉(へきぎょく)を用いた宝玉が盛んに生産され、西日本に広く流通していきました。

さらに、古墳時代の終わり頃の570年、朝鮮半島の高句麗から使節が加賀に来着しました。この時に開かれた外交航路を通じて、奈良~平安時代にかけて日本海の対岸にあった渤海(ぼっかい)の使節が加賀・能登を往来しました。渤海使船の寄港地として有名な福浦港(羽咋郡志賀町)のほかに、現在の金沢港の周辺にも古代の港が存在したことが明らかになっています。

本展覧会では、日本海沿岸の各地や朝鮮半島・中国大陸との交流を物語る資料を多数展示し、日本海を舞台にした壮大な交流の歴史をたどります。

スケジュール

2023年4月29日(土)〜2023年6月11日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生・専門学生 800円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://ishikawa-rekihaku.jp/special/special_top.php?cd=2023031707
会場石川県立歴史博物館
https://ishikawa-rekihaku.jp/
住所〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1
アクセスJR金沢駅兼六園口(東口)より北鉄バス(11・16系統)「出羽町」下車徒歩5分、JR金沢駅東口より北鉄バス「広坂・21世紀美術館」下車徒歩8分
電話番号076-262-3236
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