アーティストのオノ・ヨーコが、「IMAGINE PEACE」という平和のメッセージを伝えるために渋谷、ロンドン、ニューヨーク、ベルリン、ロサンゼルス、メルボルン、ミラノなどのデジタルサイネージをジャックしたインスタレーション作品を発表している。
オノはベトナム戦争中の1969年、ジョン・レノンとともに平和を訴えるパフォーマンス《ベッド・イン》をはじめ、たびたび平和のメッセージを世界に発信してきたが、今回はロシアのウクライナ侵攻を受けてのリアクションとなる。
この映像を見ることができるのは、各地の現地時間で20:22(渋谷のみ毎時間に1度上映)。広告映像がいったんストップし、その土地の言葉で「IMAGINE PEACE」が掲示される。渋谷のMODIのデジタルサイネージでは、「平和な世界を想像してごらん」の文字が映し出される。
このインスタレーションは、デジタル・スクリーンをアートプログラムに活用するCIRCAと、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーが共同で企画したもの。渋谷では3月20日まで見ることができる(3月31日まで延長が決定しました *3月23日追記)。
場所は、ソニービジョン(東京都渋谷区神南1-21-3)、グリコビジョン(東京都渋谷区神南1-23-8)、シリンダービジョン(東京都渋谷区宇田川町26-2)、タワーレコードビジョン(東京都渋谷区神南1-22-14)、ABCマートビジョン(東京都渋谷区宇田川町27-6)、センタービルビジョン(東京都渋谷区宇田川町16-6)、アドアーズビジョン(東京都渋谷区宇田川町13-11)、シグマビジョン(東京都渋谷区宇田川町13−11)の8ヶ所。