18歳以下の若い世代に気軽に芸術文化に親しんでもらうための取組として、公益財団法人東京都歴史文化財団は「Welcome Youth(ウェルカムユース)2024」を実施する。
期間は3月1日~4月7日。18歳以下は、5つの都立博物館・美術館で開催される計12の対象展覧会を無料で観覧できる。
対象となるのは、江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館。
たとえば東京都現代美術館の「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」「ホー・ツーニェン エージェントのA」、東京都美術館「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」などが対象となる。
また3月1日からは、5つの都立博物館・美術館を巡りながら、まるで物語の世界に入ったような体験が楽しめるSound AR(TM)コンテンツ「はるのひかり」の提供がスタート。
音声は人気声優の村瀬歩・安済知佳が担当する。
オリジナルストーリーは、誰にも言えないモヤモヤを抱えた5人の高校生たちが、不思議なポスターに誘われ、博物館・美術館に向かうところからはじまるというもの。身体の動作と連動して音を鳴らせるモーションサウンド技術で物語の世界に入ったような体験が楽しめ、ARカメラによる写真撮影も可能だ。
公益財団法人東京都歴史文化財団事業担当者は以下のようにコメントしている。
「東京都歴史文化財団が運営する都立文化施設では、これまでも子供や若者が参加できるプログラムをたくさん提供してきましたが、さらに多くの子供たちに、もっと気軽に都立文化施設を訪れてもらえるよう、Welcome Youthというキャンペーンを企画しました。自分の好きを見つけられれば一生の宝になりますし、アートに触れることは身近にできる非日常体験です。自身をリフレッシュさせ、明日を生きる活力を生み出します。ぜひ、子供のころからアート体験を日常生活の一部に取り入れ、アートを生涯の友としてほしいと思います」。
詳細は公式サイトを確認してほしい。
「Welcome Youth(ウェルカムユース)2024」
対象:18歳以下(2005年4月2日以降生まれ)の方
開催期間:2024年3月1日~4月7日
対象施設: 江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館
※年齢を確認できる証明書の提示が必要です。
※休館日および開館時間は施設によって異なります。必ず施設のウェブサイトにてご確認ください。
※展覧会によって会期が異なります。
詳細は下記ウェブサイトへ
https://www.rekibun.or.jp/youth2024-1/