ヴァンジ彫刻庭園美術館が2023年1月から大規模修繕のため休館。レストランやショップは今年12月25日で閉店に

アートファンに人気の美術館が休館

今年で開館20年を迎えた「ヴァンジ彫刻庭園美術館」と付設するクレマチスガーデンが2023年1月より大規模修繕のため休館することが発表された。再開時期は未定。また、これに伴い、レストラン（テッセン、ピッツェリア＆トラットリア チャオチャオ）及びショップ（ミュージアムショップNOHARA BOOKS、ブティック クレマチス、フラワーショップ）は今年12月25日で閉店となる。

2002年4月に開館した同館は、イタリアの彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を集めた世界唯一の個人美術館であり、現代作家の作品を紹介する企画展なども定期的に開催されてきた。また四季折々のクレマチスの花が咲き誇る庭園も人気の、複合的な文化空間として親しまれてきた。

同館とともにクレマチスの丘に併設される「IZU PHOTO MUSEUM」も2018年10月より改修工事のための一時休館が続いている。両館とも、大都市にはないゆったりとした雰囲気が魅力のアートスポットとして高い人気を誇る。1日もはやい再開を待ちたい。