Under 35 / Over 35
横浜に拠点を置くBankARTで「Under 35 / Over 35」の公募がスタートした。同公募では、35歳以下のアーティストによる個展シリーズ「BankART Under 35」としてこれまで続いてきたが、今年は35歳以上の作家による「Over 35」も新たに募集されている。
「Under 35」「Over 35」ともに、対象となるのはアーティストとマネージャー(プロデューサー)のジョイントチーム。作り手とその伴走者が共にステップアップすることを後押しする公募プログラムだ。採択チームには2023年7月6日~23日(予定)までBankART Station(Under 35)とBankART KAIKO(Over 35)で開催する展覧会のための支援と、展覧会カタログの制作補助などが与えられる。また審査には川俣 正(アーティスト)、村田真(美術ジャーナリスト/BankARTスクール校長)、木村絵理子(横浜美術館主任学芸員・ヨコハマトリエンナーレ学芸統括)、吉田有里(MAT, Nagoya ディレクター)、細淵太麻紀(BankART1929代表)があたる。
公募の具体的な内容は以下。応募フォームなどの詳細はこちらから確認できる。
Under 35(35歳以下)
募集対象:アーティスト(35歳以下の方)+マネージャー(年齢制限なし。ギャラリー所属/フリーランスでも可)
募集人数:3作家(グループでも可:ただし最年長者が35歳以下であること)
展示会場:BankART Station( 展示会場450平米を3ブースに分けての個展形式=1作家150平米程度)Over 35(35歳以上)
募集対象:アーティスト(35歳以上の方)+マネージャー(年齢制限なし。ギャラリー所属/フリーランスでも可)
募集人数:2作家(グループでも可)
展示会場:BankART KAIKO (展示会場400平米を2ブースに分けての個展形式=1作家200平米程度)※2023年中に35歳の応募者はUnder 35かOver 35のどちらかを選択。
BankARTからの補助条件
制作補助:搬入搬出、制作補助費として1作家あたり35万円(税込)を支給。また希望者には、制作スタジオ(BankART Station)を2023年4~6月の2ヶ月半、無償提供。
カタログ補助:A4判型24頁程度のカタログを制作し、1000部を謹呈(編集デザインはBankART事務局が共同で行う)。
広報補助:すべての採択作家の情報をまとめたチラシをBankART で制作・提供(個別チラシを制作する場合は、各自負担)。その他、プログラム全体の広報を積極的に推進。
参加条件
・ 展示期間中、各チームで展示受付を必ず1名手配すること(作家本人でも可)
・ 販売作品を展示物に含め(全作品でなくても可)、積極的に販売すること
・ 初日7月6日のオープニングレセプションに参加すること
・ オープニングとは別に、会期中にトークやパフォーマンス等のイベントを1回以上開催すること
・ 会期中に作品販売が成立した場合、BankART1929は販売価格の10%を受け取る
公募〆切
2023年2月26日[日] 23:59(Web上での申込)
発表
3月上旬(結果はBankARTより個別に連絡)