公開日:2024年10月29日

「動き出す浮世絵展 TOKYO」が12月から寺田倉庫G1ビルで開催。立体映像空間で浮世絵の世界に没入する体感型ミュージアム

9つの映像空間で浮世絵の世界を表現。葛飾北斎や歌川広重をはじめとする絵師たちの名作300点超が、最新のデジタル技術で動き出す。会期は12月21日~2025年3月31日

「藍」

浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」が、12月21日~2025年3月31日に寺田倉庫G1ビルで開催される。

「動き出す浮世絵展 TOKYO」ヴィジュアル

「動き出す浮世絵展」は、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞などの浮世絵師たちの作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングなどを用いてデジタルアート作品として再現し、立体映像空間を作り出す体感型デジタルアートミュージアム。美しい浮世絵作品の数々が最新のデジタル技術によって動き出し、来場者は作品の中に入り込んだような感覚を体験できる。浮世絵を新たなかたちで楽しめる展覧会として、これまでに名古屋、ミラノ、鹿児島で開催されてきた。

「麗」
「眺」

会場は、テーマごとに分かれた異なる映像空間で構成。世界から「ジャパン・ブルー」と称される藍色の世界を表現する「藍」や、名所絵などを取り上げる「眺」、美人画の世界を巡る「麗」、季節の移ろいを表現する花鳥風月の空間「彩」、触って楽しめる「遊」をはじめ、「瀧」「豪」「錦」「雅」 の9つの空間が登場する。

「遊」
「豪」

さらに、江戸時代に刷られた著名な浮世絵や、復刻版の浮世絵も展示。浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師たちについても解説する。

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